おばあさまから受け継いだ、純和風の一戸建てをリノベーションした事例です。
高品質な木材がふんだんに用いられたお住まいの、雰囲気や素材感を気に入っていたというKさんご夫婦。既存の建物をできるだけ活かしたプランニングにより、古き良き和風建築と最新の設備が調和する、モダンな空間に生まれ変わりました。
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場所_ 神奈川県 藤沢市
家族構成_ –
築年数_ 34年
リフォーム面積_ 172㎡
工期_ 4ヶ月
費用_ 3600万円
木の素材感が映えるリビング・ダイニング
リビングとダイニングには、オークの無垢フローリングを採用しました。奥の床の間には既存の床柱(カエデ)を残し、上部に設置した間接照明によりさらに印象的に。
テレビの上部にはスクリーンを設置しており、プロジェクターで投影した大画面を楽しむこともできます。
和風の趣を活かしたダイニング・キッチン
ダイニング・キッチンに面する窓には、既存の障子窓を活かしました。和紙から耐久性の高いワーロン紙に貼り替え、メンテナンスしやすく。
天井も既存の板張りをそのまま活かすため、新しい照明器具は、かつて設置されていた照明の形状に合わせて選定しました。
和風建築と調和するキッチン
ステンレスと木の組み合わせが和風の住まいと調和する、CUNINAのオーダーキッチン。
レンジフードも天井の高さを活かせるようにオーダーしました。
キッチンの天井には新たに板を張りましたが、既存の天井を活かしたリビング・ダイニング側と雰囲気を合わせています。
生活感をすっきり隠せる洗面室
洗面台のモルタル仕上げとカウンターの木目が印象的な洗面室。
天井は黒・床はグレーと、モノトーンでまとめています。
洗濯機および乾燥機置き場を設置しており、扉を閉めればすっきりと生活感を隠すことが可能です。
異素材をシックにまとめたトイレ
トイレの床にはグレーのタイル、壁にはモルタルを採用。
背面には六角形のタイルを貼り、縦長のFIXガラスからやさしく光が差し込みます。
タモの一枚板カウンターに、グレーの手洗いシンクを設置しました。
それぞれ異なる素材感がシックに調和した空間です。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。