港区のマンションをリノベーションした人々や、港区の住みやすさをご紹介します。
『港区』と聞くと、みなさんはどのようなイメージを抱きますか?
青山、麻布、赤坂、乃木坂、白金、三田、芝…。上品で洗練された高級住宅地のイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。23区の中でも突出したブランド価値があるため、「できれば港区に住みたい」という方も多いようです。
こうした圧倒的なブランドイメージに加え、暮らしやすさも人気の理由です。
東京港区のブランド価値にも勝る、住みやすさとは?
港区は、品川区・渋谷区・新宿区・千代田区・中央区に囲まれている
港区が人気を誇るのは、圧倒的なブランド価値だけが理由ではありません。たしかに「東京港区」と書いたとき、羨望に満ちた目で見られることがあっても、です。
港区の人気の理由は、住みやすさ。港区は品川区・渋谷区・新宿区・千代田区・中央区に囲まれています。つまりどこへ行くにもアクセスがよく、通勤・通学も便利。丸の内の丸ビルや銀座三越、新宿伊勢丹だってそう遠くはありません。
よく晴れた休日は、お隣・渋谷区の代々木公園までお散歩するのもよいでしょう。港区エリアは、仕事もプライベートも充実しそうな恵まれた立地。人気が高いのも納得できますね。
同じ港区でもまったく違う? エリアごとに個性が光る
もう1つは、都心なのに緑にあふれていること。芝公園や有栖川宮記念公園といった有名な公園が点在しています。港区の住宅街を歩いていると、街路樹が心地よく視界に入り込んでくることも特徴。夏の日差しを遮ったり、秋の訪れを感じさせてくれます。港区でリフォームする際は、こうした窓からの眺めを借景として空間に取り入れてもよいでしょう。
また、同じ港区でもエリアごとに街並みが違っていることも大きな魅力です。たとえば麻布エリア。ドイツやフランスといった大使館が多いため、ラグジュアリーな印象です。インターナショナルスクールやインターナショナルスーパーマーケットがあり、海外のようにゆったりとした気分に。
一方、品川・芝浦・三田といった湾岸エリアのタワーマンションなら、東京タワー、スカイツリー、または新宿や六本木のビルの群といったスタイリッシュな景色を楽しむことができます。タワーマンションはスカイラウンジやフィットネスルームなど設備が充実していることもメリットです。
これから港区で中古マンションを探す方はかならずご自分で街を歩いて、空気感をつかんでみましょう。たとえば見晴らしのよい丘の上の低層マンションと、潮風が心地よい海の近くのタワーマンション。それぞれ暮らし心地はまったく違っていますから。
港区の中古マンションをリノベーションした事例
最近では、港区でリノベーション済みマンションが増えてきました。しかし、どうせリノベーションするなら家族構成とライフスタイルに合わせて、自身で間取りやデザインを決めた方が暮らしにフィットするはず。
これからご紹介する港区のリノベーション実例も、暮らす人が「気持ちがいいな~」と感じるオリジナルのプランです。
〈港区でリノベーション1〉マンションをミニマルデザインに(夫婦+子ども)
リノベーションを前提に港区の中古マンションを買ったご夫婦。物件購入前にクラフトに相談し、ご希望の間取りにしやすい物件を選びました。
独立していたキッチンをオープンにし、廊下の一部をLDKにとりこんでスペースを拡大。
センスのよいご一家の理想は「無機質な空間」というものでした。そこで、インテリアを白でまとめ、無垢な美しさを演出しています。光や壁の陰影によっておだやかな表情も。ほどよく木を配し、暮らしに必要なぬくもりを添えたこともポイントです。ミニマムかつゆったりとした空間は、ギャラリーのような趣が。
港区という立地にふさわしい、上品で洗練された住まいが誕生しました。
〈港区でリノベーション2〉マンションをホテルライクに(夫婦)
新築で買ったまま賃貸に出していた港区の3LDKのマンション。オーナーのご夫婦がリフォームして移り住むことになりました。
「バリのリゾートホテルのような空間で暮らしたい」というご希望から、とくにこだわったのが寝室です。既存の寝室は、壁の位置を変えてスペースをかなり広げました。中央には大きなベッドをレイアウトし、ホテルのスイートルームのような空間を実現。壁と天井には突き板を貼って、お好みのバリ風テイストに。寝室にふさわしい、こもったようなくつろぎが生まれています。眠りの時間を大切にするお施主さまの、こだわりが詰まった空間です。
港区にいながらも、リゾートホテルで過ごすような贅沢な心地にしてくれそうですね。
〈港区でリノベーション3〉マンションをロフトアパートメントのように(単身)
立地のよい港区の中古マンションを購入。一人で開放的に過ごすことができるワンルームにリノベーションしています。
水回りはコンパクトにまとめ、居住スペースをゆったりと確保しました。WICはファブリックガラスの引き戸。閉めていてもつながりを感じられるようにしています。キッチンは動線上に設け、限られた空間でも最大限伸びやかに、開放的に過ごすことができるようになりました。モルタル塗りの床や、コンクリート躯体あらわしの壁と天井。また黒皮鉄と古材の棚など、ヴィンテージの味わいある素材を多用し、ロフトアパートメントのようなラフさを演出したこともポイントです。
港区という都心にぴったりな、エッジの効いた住まいとなっています。
まとめ
世代を問わず人気の港区の中古マンション。しかし「なかなかよい新築マンションが見つからない」という方も多いようです。
そんな方は、リノベーションを前提に中古マンションにも目を向けてみてはいかがでしょうか。港区には、年代物のワインのように熟成されたヴィンテージマンションや、上質なことが外観からもうかがえる低層マンションが多く点在しています。どれも中古マンションですが、上質な素材でしっかりとつくられたマンションは、リノベーションをすることで新築マンションに劣らない魅力が生まれます。
港区で予算内で、理想どおりの間取り・デザインの住まいを手に入れることができるはず。あこがれの港区で、あたらしい暮らしをスタートしてみませんか?
港区でリノベーションした事例を多数紹介!ライフスタイルに寄り添うオリジナルの間取り、洗練された街並に溶け込むラグジュアリーなデザインをご提案します。