お子さまの誕生を機会に、奥さまのご実家での二世帯同居を考えていたIさん。
ちょうど売りに出されていた隣の土地を購入し、増築することに。
ハウスメーカーによるツーバイフォー(2×4)工法のため、動かせない壁もありましたが、既存の間取りを活かしながらご希望の間取りを実現しています。
1階にお住まいのお父さまと、2階の子世帯が程よい距離感で過ごすことができる、部分分離型の二世帯住宅に生まれ変わりました。
data
場所_ 東京都
家族構成_ 父+夫婦+子ども1人
築年数_ 26年
リフォーム面積_ 130㎡
工期_ 5ヶ月
費用_ -万円
モダンに生まれ変わった外観
お好みではなかったというヨーロピアンテイストの外観は、出窓をフラットな窓に替えることで、シンプルな印象に。
ドアとその周囲のタイルに採用したダークブラウンが、玄関の印象を引き締めています。
外からの視線が気になっていた窓は小さく替え、これまで大切に育てた樹木もほどよい目隠しとなっています。
ゆったり食事ができるダイニング
既存の間取りではLDとキッチンが切り離されており、ダイニングが窮屈だったそうです。
そこで広いリビング側にダイニングを移動し、家族揃ってのびのびと食事が楽しめるように。
フローリングに採用したのは、明るく爽やかな印象の樺桜。
ほのかな桜色の床が、シンプルなインテリアによくなじんでいます。
生活感を隠すことができるキッチン
リビング・ダイニングと切り離されていたキッチンは、LD側に移動。
吊戸棚のない、すっきりとした印象のオープンキッチンになりました。
かつてキッチンだった右奥に冷蔵庫置き場や収納を設けたため、生活感を隠すことが可能です。
明るいフローリングとキッチンのダークブラウンが、モダンなコントラストを生んでいます。
寝室の一角に設けた書斎スペース
子世帯の寝室にWICや収納をレイアウトしながら、凹んだ箇所に書斎スペースを設けました。
ご主人さまが集めた人形を飾れるディスプレイ棚は背面が鏡張りのため、コレクションを隅々まで見ることができます。
上下にはたくさんの書籍を収納可能です。
寝室の一角でありながら個室のように落ち着ける空間が生まれました。
丸窓と格子扉が玄関のアクセント
両世帯の共用スペースである玄関。
2つの丸窓とその上に設けた格子の扉が空間のアクセントになっています。
丸窓は開けられるため、換気することも可能です。
玄関の靴収納のほか、廊下に設けた納戸にも靴をしまうことができます。
視線を遮りつつ通風と採光を確保したテラス
2階の既存部分と増築部分の間に、テラスを設けました。
縦格子で近隣からの視線をほどよく遮りながら、風通しと陽当りを確保しています。
洗濯機からの動線も短く、南側の陽当りの良い場所でストレスなく洗濯物を干すことができるようになりました。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。