ヒュッゲ(HYGGE)な暮らしができる家 | リノベーションスープ

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ヒュッゲ(HYGGE)な暮らしができる家

ヒュッゲなリノベーション craft

”ヒュッゲ”という言葉が、最近よく使われるようになりました。

HYGGEとは、デンマーク語で「大切な人と過ごすリラックスした時間」「大切な物に囲まれた幸せ」など、心の豊かさをあらわす言葉です。

”世界一幸せを感じる国”として知られているデンマークの人々は、家での過ごし方を欠けがえのない時間として最大限に演出します。「これはヒュッゲだろうか」と、心の中に問いながら。その軸にもとづいて、着るもの、飾るもの、食べるものを決めているのです。

そんな北欧のヒュッゲな人々に憧れて、暮らしを見つめ直す方が日本でも増えているようです。

ヒュッゲとは?

仕事が忙しく、休日は家事に追われ、なかなか家でゆっくりできない。しかし久しぶりに3連休!「今週は何をしようかな」と考えるだけでわくわくしますよね。

そこで注目したいのが、ヒュッゲです。ヒュッゲとは、シンプルに言うと”心地よさ”。家族で旅行したり、友人とランチをしたりするのももちろんヒュッゲです。でもデンマークの人々のヒュッゲは、基本的に家の中。

家族で食べるシチューがおいしかったり、美味しい紅茶を淹れることができたり、素敵な音楽を聴いたり。そのために、住まいを心地よく演出するのはとても重要なこと。

今回は、ヒュッゲな暮らしができる家にリノベーションした事例をご紹介します。

家族で過ごすヒュッゲな時間

ヒュッゲなリノベーション craft

ヒュッゲといえば、子どもと過ごす時間。最近では「書斎にこもるのではなく、家族みんなで過ごしたい」という方が増えています。

そこでこちらは、LDKの一角に、小上がりと書斎を設けました。本を読む時も、仕事の残りを片付ける時も、PCで調べ物をするときも、家族の気配を感じながら。日曜日の昼下がりは、畳の上でみんなでお昼寝。これも素敵なヒュッゲです。

和室には和室のよさがありますが、LDKのインテリアに合わないこともありますね。そんなときは、こちらのようにモルタルや黒革鉄を使った小上がりがおすすめです。

笑い声が響くヒュッゲな時間

ヒュッゲなリノベーション craft

一戸建てにお住まいなら、広いお庭をリノベーションしましょう。

子ども達が裸足でかけ回ることができるよう、ウッドデッキを敷きました。あちこちに段差をつくり、ベンチとして座ることもできるように。ハンモックやソファからは、いつも子ども達の笑い声が聞こえてきます。

初夏の涼しい季節には、ホームパーティーやバーベキューをたのしむことも。大人もワインを片手にウッドデッキに座って、家族や友人と長い夜を愉しむのもよさそうですね。ウッドデッキのお庭があることで、ヒュッゲがより華やかで、開かれたものになりそうです。

レッドシダーを白とグレーで塗装し、西海岸のラフな雰囲気を意識したこともポイント。ラフでリラックスできる印象を与えています。

仲間と過ごすヒュッゲな時間

ヒュッゲなリノベーション craft

友人を招いてお茶をしたり、みんなで料理をつくったり。親しい仲間と過ごすのも大切なヒュッゲなひとときです。

こちらはキッチンが中心のLDKにリノベーション。数人でキッチンを囲み、おしゃべりしながら料理をしたり、友人に盛りつけを手伝ってもらったり。「私が一品つくるわね」なんて、誰かが即興で料理をつくったり。そんな愉しみ方ができるのが、こうしたオープンキッチンの魅力です。

親しい友達の気軽さで、「明日どう?」なんて、思いたったらすぐに声をかける。ホームパーティーよりもプライベートで気取らない集まりは、とっておきのヒュッゲな時間です。

あたたかいウォームグレーやベージュでまとめ、大人の女性が心地よさを感じられるインテリアでまとめたこともポイントです。

ひとりで過ごすヒュッゲな時間

ヒュッゲなリノベーション craft

ひとりで過ごす心地よい時間もヒュッゲです。

もしリノベーションするなら、”ひとりで心地よく過ごせる空間”をつくってみるのもよいでしょう。心地よさ=開放感と思われがちですが、実はちょっとこもっていたり、閉鎖的だったほうが落ち着く場合もあるのです。

そんなときにおすすめしたのが、小さなコンサバトリー。コンサバトリーとはお庭を眺められるガーデンルームのこと。ガラス越しに注ぐ自然光や緑を感じながら、本を読んだりコーヒーを飲んだり。何もせずにただぼうっとするのも贅沢ですね。

天井をあえて低くし、明かりは間接照明のみに。和紙のクロスにぼんやりとした光が広がる様子は、日本人ならではの落ち着きをもたらします。

まとめ

ヒュッゲな暮らしができる家をご紹介しましたが、いかがでしょうか。

ヒュッゲはスタイルではなく、考え方や感じ方のこと。一人ひとり異なるヒュッゲがあるはずです。リノベーションは、そのヒュッゲをより充実させるために行うもの。

家族が集まる居心地のよいリビング。
料理もっとたのしくなる開放的なキッチン。
仲間を気軽に招くことができるラウンジ。
1人で読書をたのしむ図書室。

それぞれのヒュッゲにあわせて、オリジナルの空間をつくる。リノベーションをした後に「家で過ごすのが心地よくって、外出が減った」という声をよく聞きます。リノベーションによって、ヒュッゲな暮らしに近づいているという大きな証拠ではないでしょうか。

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