お客様インタビューvol.16「実家をリノベーション」 | リノベーションスープ

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お客様インタビューvol.16「実家をリノベーション」

ご両親から受け継いだ実家をリノベーションし、家族3人で暮らすことに。ツーバイフォー(2×4)ながらも間取りをご希望通りに変えて、ライフスタイルに合った住まいに一新しました。

既存の建具を流用してコストバランスを図り、そのぶんキッチンにこだわりを。「両親の思い入れのある実家だから、リノベーションにしてよかった」というMさんご夫婦にお話をうかがいました。

いずれは...と思っていた実家に、急きょ移り住むことに

CRAFT(以下C):こちらはご主人さまのご実家だったそうですね。ご夫婦で住むことになったきっかけをおしえていただけますか?

ご主人さま:もともとは夫婦でタワーマンションに住んでいました。将来は実家の家業を継ぐ予定なので、ゆくゆくは地元に戻ってこよう….とは思っていたんです。

そう考えているうちに両親がこの近所に新築することになり、「今までの家をよかったら買わないか」と言われれて。引っ越すのは当分先のつもりだったんですが、自分で土地を探してゼロから家を建てるとなると、もっとコストがかかってしまうことがわかりました。今はマンションが売れやすい時期ですよね。ちょっと時期が早まったけれど、このタイミングで引っ越すことにしました。

既存のドアを活かして、キッチンをグレードアップ

C:とても素敵なお住まいですが、スケルトンリノベーションで一新されていますね。どのような点がご不満だったのでしょうか。

ご主人さま:築17年なので設備が古く、フローリングや壁紙も汚れていました。『せっかくリノベーションするなら、間取りもデザインも替えよう』ということに。

奥さま:インターネットでセンスがよさそうなリノベーション会社を探し、最終的にはA社とクラフトさんに絞りました。でも断然、クラフトさんの提案がよかったんです。『どんどん壊して新しくしましょう』とではなく、『いい建具だから、塗装して使いましょう』と、リノベーションらしいプランで提案してくれました。玄関やWICなどの収納扉は既存のものですが、新しいインテリアに馴染んでいます。

ご主人さま:それがコストダウンにつながり、そのぶんキッチンにはCUCINAを入れるなどしてこだわることができました。何より、両親の思い入れもある住まいです。既存を活かした、細やかなご提案をいただけたことがうれしかったですね。

ご主人さま:それに、毎回の打合せでプランをご用意してくださっていたので、打合せの回数はそれほど多くはなかったけれど、内容の密度が濃くてスピード感がありました。僕たちの理想や好みをしっかりと理解してくださっているのがわかったから、いつも妻と『クラフトさんにお願いしてよかったね』と話していました。

ツーバイフォー(2×4)工法だけど、理想の間取りに

C:ツーバイフォー(2×4)住宅ですが、ご希望どおりの間取りにできましたか?

ご主人さま:はい。1階のバスルームを2階に移動し、リビングとダイニングをつなげてLDKを広くしました。地下も納戸と部屋をつなげて広くできて、すごく満足しています。ツーバイフォー(2×4)住宅ってあまり間取りを変えられないイメージがあったんですが、そうでもないんですね。

C:『2×4だから間取り変更ができない』と諦める方もいますが、ハウスメーカーの工法をしっかりと理解し、ルールを守りさえすれば、ご希望の間取りにできるケースもあります。Mさんの場合は幸い撤去しても構造的に問題のない壁だったんですね。
インテリアもお2人の雰囲気にとても合っていますね。

奥さま:ありがとうございます。モダンでホテルライクなインテリアが好きで、『新しい家は絶対にインテリアにもこだわりたい』と思っていたんです。一番イメージが近かった『モダンリビング』の気に入ったページを、デザイナーさんにお見せしました。

「こうすればよかった」という後悔がまったくない

C:打合せは大変でしたか?

奥さま:設備や素材などはご提案いただいたものの中から選ぶだけだったので、打合せはスムーズでした。どれも好みのものだったので、あまり迷うことがありませんでしたね。提案していただいた照明が、まさに私がチェックしていたものと同じだったときは驚きました。『どうしてわかるの?』と(笑)。

私たちの暮らしや好みにぴったりなものをご提案いただきましたから、暮らしてみて「こうすればよかった」という後悔が全くありません。

C:かなりご満足されている様ですね。ちなみに2階のWIC(ウォークインクロゼット)がかなり広いことが気になりましたが…奥さまのこだわりですか?

奥さま:はい。一戸建てって、使わない部屋があったりしますよね。私の実家にも物置になっている部屋があり、『スペースがもったいないな』と思っていたんです。だからこの家ではWICをかなり広くとってもらいました。これだけ広いと家族の衣類をまとめて収納できるし、いざとなれば個室としても利用できます。おかげで、この家では使わない部屋がありません。

ご主人さま:最初は『家族3人には広すぎるかな…』と心配していたけれど、地下から2階まで有効に使えています。地下は僕の書斎としていますが、将来は子供と遊ぶのに使ってもいいですね。

朝起きて、階段を下りて….生活している”という実感がある

C:マンションから一戸建てに移り住んでみていかがですか?

奥さま:比べると、やっぱりマンションのほうが便利です。マンションはゴミもいつでも捨てられるし、エントランスの掃除もしてもらえるし…。仕事をしていたので、その時はそれがよかったんです。でも今は、子供が生まれて専業主婦になりました。朝起きて、階段を下りて、自分で玄関前を掃除して….と一つひとつの作業を通じて、”生活している”という実感がありますね。

それに主人の実家と近くなったので、以前よりも会う回数が増えました。日中、子供と2人きりで家にいるときにゴハンを持って来てくださったりと、本当に助かります。お互いによい距離感を保てていると思いますね。

暮らしてみて、より心地よさがわかるように

C:お子さまが生まれたこともあり、ご実家近くの一戸建て生活がよりフィットするようになったんですね。建て替えではなく、リノベーションを選んでよかったと思いますか?

ご主人さま:もちろんです。建て替えとなると大きなコストがかかりますが、リノベーションだからコストを抑えて、そのぶんの費用で内装にこだわることができました。思い出のある実家を残すことができて両親も喜んでいますし、そういう面でもリノベーションにしてよかったと思っています。

また小さなことですが、スイッチや手すりの位置が絶妙なんです。暮らしながら”暮らしやすさ”をたくさん発見しています。その度に『Sさん(クラフトのデザイナー)すごい!』って心の中で思っています。クラフトのリノベーションは、住んでみてより心地よさが分かるんですね。

まとめ

ご実家の一戸建てをリノベーションしたMさん。タワーマンションのような便利さはないけれど、”豊かに暮らしている”という実感があるそうです。

既存を活かしてコストバランスを図りつつ、こだわるところは思いっきりこだわる。
全部壊すのではなく、ご両親との大切な思い出を残す。

この絶妙な加減は「リノベーションだからこそできた」と満足そうな笑顔を見せてくれました。

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