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媒介契約で損する人と得する人、どこが違うの?!

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長年暮らしたマンションを売り、新しい家に住み替えたい。そう考えたら、不動産屋さんにコンタクトして仲介を依頼しますね。不動産屋さんは、売り主さんに代わって買い主を探したり、契約手続きをサポートしてくれます。ここで売り主さんと不動産屋さんが結ぶ契約を”媒介契約”と言いますが、売り主さんは、内容をきちんと理解して印を押しているのかどうか、ちょっと心配です。

媒介契約の内容によっては、ずっと物件が売れずにどんどん価値が下がってしまうからです。知らない、では住まされそうにありません。

媒介契約の内容を知らずにいると、不動産屋さんに有利な媒介方法で契約されていた...

媒介契約には専任媒介・専属専任媒介・一般媒介の3つがあり、これが物件の売れ行きを左右することがあるので、とても重要です。契約の種類によって物件の販売方法や管理の仕方を変えるにもかかわらず、売り主さんに詳しく説明されないケースが多いようです。

ここで強調したいのは、不動産屋さんは”自社の利益を上げやすい媒介方法”を提案する、ということ。不動産屋さんから矢継ぎ早にむずかしい言葉を並べられ、「というわけで、専任媒介がよろしいんじゃないでしょうか」なんて言われると、ついつい「それでお願いします」と答えてちゃいそうですね。

もちろん全ての不動産屋さんがそうだとは言えませんし、会社が利益を上げないと存続できないため、攻められることではありません。しかし、売り主さんにとってはメリットがないどころか、デメリットになってしまう場合もあるのです。

専任媒介・専属専任媒介・一般媒介の違いは簡単!これだけは知っておこう

専任媒介・専属専任媒介・一般媒介の3つのうち、専任媒介と専属専任媒介は、ひと括りに説明されることがほとんど。自分で見つけてきた買い主と直接契約できるかできないか、業務の報告が週1回か2回か、という程度の違いなので不動産屋さんの中では、ほとんど同じように扱われています。

一方、「専任媒介・専属専任媒介」と「一般媒介」の間には鉄のような壁が立ちはだかっています。
大きな分かれ道となるのは、「専任媒介・専属専任媒介は1つの不動産屋さんだけに依頼する」「一般媒介は数社に依頼できる」ということ。これは売り主さんの利益を左右する重要なポイントなのに、きちんと説明されずに契約を促されてしまう方もいるようです。

まとめ

専任媒介・専属専任媒介・一般媒介の違いをおわかりいただけたでしょうか。

不動産屋さんを信頼してお持ちの土地や物件の媒介を任せるのは、悪いことではありません。ただ、売り主さんは、まるごと任せてしまうのではなく、自分の所有物ですから、ご自身でしっかり管理しましょう。

 

契約の内容をきちんと聞いてしっかりと理解し、少しでも不安があれば、セカンドオピニオンとして別の不動産屋さんに相談するのもよいでしょう。大切な土地や物件をご希望の価格や期間で販売するために、売り主さんができることの1つです。

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