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住まいの一部をホームオフィスに。もっと集中できる空間づくり

SOHOリフォーム実例 CRAFT#304

「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」という言葉が注目を集める昨今、自宅で仕事をする人が徐々に増えています。まだまだ少数派の働き方ですが、テレワークをテスト導入した企業では、問題なく業務を遂行できたところも多いようです。

そこで、本格的な在宅勤務へのシフトも踏まえ、集中できるホームオフィスづくりのポイントを解説していきます。

在宅勤務する上での難点

在宅勤務には、通勤する必要がない、家庭の用事にも柔軟に対応できるといったメリットがあります。しかし、「自宅は仕事をサボりたくなる誘惑が多い」「緊張感がなく集中力が保てない」といった懸念の声が聞かれるのも事実。

本格的に在宅勤務を行うなら、こうした懸念に対応した環境を整えることが大切で、具体的には独立性の高い書斎やホームオフィスを設けるのがおすすめです。空間をしっかりと分けることで、仕事場では作業に集中して、休憩時間はリビングへ移動というように、メリハリを付けることができます。「ビデオ会議中なのに寝間着姿の家族が横切ってしまった…」なんて事件も防ぐことができそうですね。

それでは、ホームオフィスや書斎の事例とともに、集中できる空間づくりのポイントを確認していきましょう。

集中力を高める色を採用した書斎

SOHOリフォーム実例 CRAFT#18086

書斎の本棚と壁を、深いネイビーで塗装しました。青は鎮静効果があり、集中力を高める効果がある色です。デスク正面はリビングに面した室内窓ですが、チェッカーガラスを採用することでほどよく視線を遮り、独立性を保持しています。

こちらも、壁を青く塗装した事例です。深海のような青色と、宙に浮いたような黒皮鉄のデスクが、非日常的でアーティスティックな空間を演出。

窓には黒いロールスクリーンを設置して、完全に遮光しています。ギャラリーのような静かな空間で、余計な情報に惑わされずに創意にあふれた作業に没頭できそうです。

過ごしやすさにこだわったオフィス

マンションの一室を事務所にリノベーションした事例です。開放的なオフィスですが、クライアントの来訪が多いことから、応接室や打ち合わせスペースと距離を設けるなど、仕事への集中のしやすさや過ごしやすさにこだわりました。

お茶を用意するキッチンや、書類を収納する書庫は奥側に設け、バックヤードが目に入らないように配置しています。繁忙期には奥さまが作業を手伝うため、デスクカウンターは2人分のスペースを確保。正面の壁には白く塗ったコルクを貼り、メモを留めておくことができます。

LDKから離れたホームオフィス

玄関の横に書斎を設けた事例です。LDKとは中庭を挟んだ反対側に位置しているため、家族が観るテレビの音やお喋りの声が届かず、集中して作業ができそうです。L字型のカウンターなので、仕事をする傍らでお子さまが宿題に取り組むこともできます。

照明を抑えて作業に集中しやすく

住まいの中で照明を使い分け、空間にメリハリを確保した事例です。LDKに隣接する書斎は、黒を貴重とした重厚な空間。壁一面に収納を設け、書籍や書類をすっきりと仕舞うことができます。ダウンライトは光が拡散しないタイプを採用し、全体が明るくなりすぎないように配慮。またデスク周りに照明を集中させることで、作業に没頭しやすくなっています。

オープンにも個室にもなる書斎

SOHOリフォーム実例 CRAFT#17148

LDKに隣接する書斎スペースです。普段はひとつづきの空間として、LDで過ごすお子さまの様子に気を配りながらデスクに向かうことができます。作業に集中したいときには、引き戸を閉めて個室にすることも可能なフレキシブルな間取りです。

オン・オフをはっきりと区別したアトリエ

SOHOリフォーム実例 CRAFT#341

愛猫と暮らす施主さまですが、仕事場のアトリエは猫が立ち入れない部屋としています。仕事中もお互いの様子を伺えるように、人間用・猫用それぞれの小窓を設けました。

SOHOリフォーム実例 CRAFT#341

絵を描くお仕事のため、画材を洗うための流し台や、柄を乾かすための網棚を設けています。床で作業をすることもあるとのことから、フラットで拭き掃除もしやすいコルクの床を採用しました。

まとめ

なにかと誘惑の多い在宅勤務。

集中しやすいホームオフィスとして
・集中力を高める青色を採り入れる
・LDKと離れた場所に配置する
・照明をデスクに集中して没頭しやすくする
・ペットが入れないようにしつつ様子が伺える

こんな工夫を盛り込んだ事例を紹介しました。
ライフスタイルや業務内容に応じて、エッセンスを取り入れてみてはいかがですか?

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