家事疲れしていませんか？料理や片付けをラクにするコツ | リノベーションスープ

「仕事帰りにスーパーに寄らなきゃ…」
「今日の献立は何にしよう…」
「食後の片付けが億劫…」

毎日続くキッチン家事に、疲れを感じる人は少なくないのではないでしょうか？
さらに昨今は家にいる時間が長くなったことで、負担が増えたと感じている人が多いそうです。

株式会社クレハの調査によると、コロナ禍による外出自粛で家にいる時間が長くなったことで「家事が増えた」と感じる主婦は8割にのぼるそう。また、共働き夫婦が生活の中で時短・効率化したいこととして最も多く挙げられた家事は、「料理・食事の支度」でした。そこで、毎日のキッチン家事を少しでもラクに、負担を軽減するコツや住まいの間取りをご紹介していきます。

共働き夫婦の家事分担において、「料理・食事の支度」をおもに妻が担当していると回答した世帯は8割以上。しかし、新型コロナウィルス流行による緊急事態宣言の発出後、共働き夫婦の約7割において「夫の家事参加が増えた」そうです。テレワークの導入等により家で過ごす時間が長くなったことが、家事分担の割合を見直す機会になったのではないでしょうか。ご夫婦で立てるゆったりキッチンなら、気持ちよく家事の分担ができるはず。対面キッチンなら料理に慣れていないご主人も、コツを奥さまに聞きながら作業しやすいです。

毎日の料理や掃除、たまにはお休みしてプロに頼んではいかがですか。シェフや栄養士による、料理の出張調理サービスが人気だそうです。パーティーや特別な日のディナーはもちろん、毎日の作り置き料理にも対応してくれます。換気扇やシンクの掃除代行でキッチンがピカピカになれば、翌日からまた気分良く家事ができそうですね。

食料品や日用品の買い物に便利な、ネットスーパーやネット通販。すきま時間に注文しておけば時短になります。子育て世帯には無添加・有機栽培にこだわった野菜宅配も人気です。水やお米などの重いものを玄関先まで運んでもらえるので、荷物の量を気にせずに購入できます。また、宅配をよく利用する方に人気の間取りが、玄関〜パントリー〜キッチンをつなぐ配置。購入したものを、効率の良い家事動線で保管場所に運ぶことができます。

日本の主婦は完璧主義の傾向があり、外食や中食（弁当やお惣菜）の利用に罪悪感を持つ人が多いと言われています。おうち時間が増えた昨今、外食の機会が減ったことで負担がさらに増えたと感じている人は多いようです。忙しい毎日、もっと積極的にテイクアウトやデリバリーを活用しても良いのではないでしょうか？過ごしやすい季節なら、テラスにダイニングテーブルを出してアウトドア気分を楽しむのはいかがでしょう。心地よい風を感じながら、お気に入りのお店で購入した料理を食べれば、気分転換にもなりますよ。

食器の手洗いに掛かる時間は平均約30分。朝・昼食を省略して、1ヶ月に20回自宅で夕食のみをとると仮定しても、年間120時間を食器洗いに費やしていることになります。食洗機を利用すれば、食器と洗剤のセットにかかる時間は5分程度です。使用する水の量は4分の1になります。ビルトインタイプならキッチンの見た目もすっきり。

また、材料を入れるたらあとは放っておくだけで料理ができあがる調理家電も人気です。日々頭を悩ませられる献立選びには、AIがメニューを提案してくれますし、ネットにつながるIoTのためレシピの自動アップデートが可能です。便利な家電の利用で家事の時間が短縮できれば、家族で過ごす時間が増えます。

キッチン家事の負担を軽減するコツをご紹介しました。
・夫婦で家事を分担する
・家事代行サービス・食材宅配の利用
・デリバリー・テイクアウトの活用
・時短家電の活用

そのほか、家事動線の良い住まいなら、効率よく家事が進行できます。たまには家事をお休みして、のんびりとリフレッシュすることも大切です。