睡眠に関するお悩みはありませんか?
なかなか寝付けない…
眠りが浅くて疲れが取れない…
深い眠りを妨げる原因はさまざまですが、寝室の環境を整えることで改善できるケースも。一日の疲れをしっかりとリセットできる寝室づくりのポイントや、リフォーム事例をご紹介します。
ぐっすり眠れる寝室づくりのポイント
照明の明るさを抑える
明るすぎる光は、催眠作用のある脳内物質「メラトニン」の分泌を抑制します。寝室の照明は明るさを抑えましょう。光を壁や天井に柔らかく反射させる間接照明もおすすめです。
防音を重視する
昼間は意識しない程度の物音でも、寝入りばなには気になってしまうもの。内窓を取り付けて二重窓にしたり、防音壁にしたりすることで、室外からの音を軽減することができます。
寝室の暖かさを保つ
暖かなベッドのなかに居ると、皮膚血管が広がり熱を放出するため、身体の深部体温が下がり心地よい眠りに導かれます。寒さを感じると血管が収縮し、かえって体の内側に熱が閉じ込められて眠れなくなってしまうのです。二重窓や断熱材の追加によって、寝室の暖かさを保ちやすくなります。
枕元に収納を設ける
せっかく眠くなってきたら目が覚めないよう、できるだけ体を動かさずに入眠したいもの。枕元にメガネ・スマホ・本などを収納できるスペースがあれば、サッと置いて布団に潜りこむことができます。電源も設置しておけば、スマホ等の充電に便利です。
落ち着いた色調にまとめる
明るく鮮やかな色には、脳を興奮させる覚醒作用があります。寝室のインテリアは、ブラウンや深いブルーなどの神経を鎮める落ち着いた色調でまとめましょう。シックなアクセントクロスを採用したり、木製の素材を多めにしたりするのもおすすめです。
深い眠りに誘う寝室リフォーム事例1
お子さまが生まれたタイミングで、同じヴィンテージマンションのより広い部屋に住み替えた事例です。リフォームにあたり隣接する居室を取り込み、寝室を広げました。枕元に設けたカウンターは、ヘッドボードも兼ねています。ふかした壁に設けた間接照明や、クラシカルな柄のアクセントクロスが落ち着いた雰囲気を演出。ゆとりあるスペースの一角にご主人さまの書斎スペースを設け、ホテルのような空間に仕上げました。
深い眠りに誘う寝室リフォーム事例2
日本と海外を行き来するご夫婦が、RC造のビルを帰国時に過ごす住まいにリフォームした事例です。寝室はほかの部屋よりも木の分量を多めに構成し、落ち着いた雰囲気に仕上げました。ウォールナットの下がり天井がベッドヘッドにつながり、まるで木の天蓋のようにベッドをゾーニングしています。スリットに組み込んだ間接照明が、リラックス空間を柔らかく照らします。
深い眠りに誘う寝室リフォーム事例3
賃貸に出していたマンションを、ご自宅用にリフォームした事例です。バリのリゾートをイメージして、上質なインテリアに仕上げています。大きなベッドを入れても窮屈にならないよう、寝室のスペースを広げました。天井と壁の上下にチークの突板を張り、木に包まれるような心地よい空間に。枕元の間接照明が、紙を編んだリッチなクロスの表情を浮かび上がらせます。異国の趣を感じるホテルライクな寝室が生まれました。
深い眠りに誘う寝室リフォーム事例4
お子さまの独立後、50代のご夫婦が終の棲家として購入したマンションのリフォーム事例です。LDKとはインテリアの趣を変え、寝室はホテルライクに。壁から天井にかけて木のパネルを採用し、温かみのあるおこもり感を演出しています。マンションのため窓のサッシを変更できませんが、内側にルーバーの引き戸を設置したことで、エキゾチックな雰囲気に生まれ変わりました。
まとめ
ぐっすり眠れる寝室づくりのポイントは下記のとおりです。
・明るすぎない照明にする
・落ち着いた色調にまとめる
・枕元に収納を設ける
・防音・断熱を重視する
充実した睡眠を取るために、寝室を見直してみませんか?
リッチな寝室の事例を多数掲載しています。ぐっすりと眠れる快適な寝室で、毎日の疲れをしっかりとリセットできるように。