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高級リノベーションで 「高級住宅」 が生まれる?事例とこだわりポイント

憧れの高級住宅。

「高級住宅なんて、注文住宅や高級マンションじゃないとつくれないんじゃないの?」なんて思っていませんか。普通の中古マンションや一戸建ても、高級リノベーションをすることで、ハイグレードな高級住宅に生まれ変わります。しかも、予算に合わせて。

これから、高級住宅のためのリノベーションについて詳しくご紹介します。

(作成日2016/8/13 更新日2021/11/10)

高級住宅をつくる高級リノベーションとは?

高級リノベーションでこのようなご要望をいただくことがあります。
「大理石を使ってラグジュアリーに仕上げたい」
「ハイグレードなキッチンやバスを設置したい」

確かにこうすると、誰が見ても「おおー高級だな~」という住まいになるでしょう。しかし、それって本当に求めていること? ステキ? たしかに誰が見てもゴージャスかもしれませんが…。

本当の高級住宅とは、洗練されていて、街並みとうつくしく調和し、上質なのに嫌みがない。もちろん暮らし心地も申し分がないく、訪れた人が「私もこんな家に住んでみたい」とため息をつくような家。「お金持ちそうだな~」とか「豪華だな~」なんて印象が先行することはありません。

中古マンションを高級リノベーションVS新築マンション

高級リノベーションをするとき、注意したいことがあります。ハイグレードにこだわればこだわるほど、新築とあまり変わらない価格になってしまうこと。

あくまで一例ですが

〈A〉中古マンションを買って高級リノベーション..(マンション購入+リノベーション費用)6800万円
〈B〉新築マンション…マンション購入費用 8000万円

という2つの選択肢があったとします。〈A〉と〈B〉の差は1200万円。これならいっそのこと、「新築マンションを買っちゃおうかな~」なんて思う方もいるでしょう。しかし、新しさだけで決めるのも考えものです。

なぜなら、高級リノベーションを行った中古マンションのほうが室内のグレードは圧倒的に高く、かつ間取りもデザインも自由。

新築マンションは間取りとデザインが決まっていますが、リノベーションなら家族の暮らしと好みに合わせてイチからつくりあげることができます。高級ホテルのようなインテリアだったり、ハイブランドのショップのようなインテリアだったりと、思うがまま。

リノベーションの場合、予算に合わせてプランにメリハリをつけられることも大きなポイントです。リビングやお風呂といったリラックスするスペースはとことんこだわり、寝るだけの寝室は慎ましやかに。高級リノベーションといえども、ご予算があるかと思います。希望の優先順位をつけて、全体のコストバランスを図りましょう。

高級リノベーション事例。大切にしたいのは、見た目じゃなく”暮らし心地”

〈1〉地下にはプレイルーム。親しい仲間が夜ごとに集う高級リノベーション

高級リノベーションでハイグレードな空間にCRAFT

日本とアメリカを行き来しているSさんご夫婦。RC造のビルを買って、高級住宅にリノベーションしました。ディテール、プロポーションの美しさにこだわっています。

グレーや黒、ダークブラウンを整然と重ねて縦横のラインを意識し、クールでモダンな雰囲気に。一方で、木や大理石といった自然素材によって、長時間の飛行機の疲れを癒せるようなリラックス感をつくりました。

帰国するたびに仲間と集まるというご夫婦。キッチンに設けたバーカウンターでお酒を飲んだり、地下のプレイルームで演奏をしたり、音楽を聴いたり。

帰国したご夫婦と、大切な友人が心地よく過ごせる住まい。ご夫婦にとって一番大切なコトを重視した高級住宅です。
 

〈2〉高級ヴィンテージマンションにふさわしい高級リノベーション

ヴィンテージマンションを高級リノベーション CRFAT

ヴィンテージマンションにふさわしい高級感や趣を演出するため、アンティーク煉瓦やダークブラウンの木を活かしてリノベーションしました。既存の框ドアは上質だったため、既存を使っていることもポイントです。

天井を上げて、より開放感もアップ。しかし、一番の目的は小さなお子さまを見守りやすい住まいにすること。

対面キッチンからはの子供部屋を見ることができ、料理中の奥さまも安心。キッチン~パントリー~洗面室と回遊できる動線で、子育て中の家事もスムーズになったとか。

家事をしながら、小さなお子さまを見守ることができる住まい。新築の高級マンションではきっと得られなかった空間です。
 

〈3〉自分のこだわりを追求したイノセントな高級リノベーション

リノベーションで高級マンションに CRAFT

「無機質な空間にしたい」というリクエスト。そこで、床・壁・天井を白くまとめるプランをご提案。

ただ白くまとめるだけではのっぺりと無機質になりすぎて、落ち着かない空間になってしまいます。光と陰、壁の重なりを意図的につくり、印象を深めています。

リビングの大きな箱は、暖炉です。モダンなオブジェを見ているようでのような趣で、白い空間にインパクトをもたらしています。

潔いまで白にこだわり、居心地のよさを追求。大人にしかわからないラグジュアリーな空間です。

まとめ

高級住宅をつくるための、高級リノベーションについてご紹介しました。

高級リノベーションとは、ただ”高級住宅になればいい”というわけではありません

「日本文化が好き」
「ギターを家で思いっきり演奏したい」
「ホームパーティーをしたい」

など、暮らす人それぞれのライフスタイルや趣味によって住まいをつくりあげていく。大切なのは他人の目ではなく、「自分が心地よさを感じるか」「自分が好きなデザインか」という個人の価値観。これを満足させてこそ、本当の高級住宅なのだと思います。

そうして生まれた高級住宅は、荘厳としたたたずまい。決して下品になることはありません。人が「ああ、いい家だな…」と、しみじみ見上げる住まいなのです。

高級リノベーションの事例を多数ご紹介しています。ゆとりのある間取り、上質な素材。お好きなホテルで暮らすような贅沢な暮らしをリノベーションで叶えます。
 

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