無垢フローリングでキメる、モダンなインテリア4実例 | リノベーションスープ

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無垢フローリングでキメる、モダンなインテリア4実例

無垢フローリングでモダンにリノベーションするならcraft

〈無垢フローリングの選び方~北欧インテリア~〉
〈ナチュラルテイストにぴったり!無垢フローリング4選〉

につづき、今回は無垢フローリングでつくるモダンなインテリアです。

無垢フローリングを使ってモダンなインテリアをつくる場合、木の種類が重要になってきます。

木の質感が強すぎると野暮ったくなってしまうし、木目がすっきりしすぎると味気ない。せっかく無垢を選ぶのですから、もっと木の質感を出したいですよね。

というわけで今回は、無垢フローリングを使ったリノベーションの実例をご紹介します。

〈無垢フローリング1〉経年で劇的変化 ブラックチェリー

ブラックチェリーの無垢フローリングでクラシカルモダンにリノベーションcraft

無垢フローリングを育てるたのしみがあるのが、ブラックチェリーです。

一枚ごとに色や木目がちょっとだけ違うため、おだやかな表情を感じさせてくれます。ブラックチェリーほど劇的な変化を見せる無垢フローリングはめずらしいと思います。淡くやわらかな色は、時間が経つごとに落ち着いた赤褐色に。いい感じで経年したブラックチェリーは「よくぞここまで育った!」と誉めてあげたくなるほどです。

こちらは、ヨーロッパのクラシカルなインテリアを意識してリノベーションしています。シンプルな空間をモールディングや巾木でひかえめに装飾。上品な空間に合わせたのは、もちろん上質なブラックチェリーです。

今は白と明るい木のさわやかな空間。これから少しずつ、ブラックチェリーの無垢フローリングの色味が深まります。

〈ブラックチェリー無垢フローリングの特徴〉
・一枚ごとの色と木目にかすかな幅がある
・光沢があり上品な雰囲気
・数年で色濃く変化する

〈無垢フローリング2〉アカデミックな表情 ウォールナット

ウォールナットの無垢フローリングでモダンにリノベーションcraft

アカデミックな雰囲気がただようのが、ウォールナットの無垢フローリングです。

ダークブラウンの木肌に、墨汁のようにおだやかな木目模様。ウォールナット(くるみ)は、世界三大銘木のひとつ。硬くねじれが少ないため、高級素材として知られています。無垢のフローリングは経年で色が濃くなるものと薄くなるものがありますが、こちらは後者。すっきりとした印象に変わります。

では、リノベーションでウォールナットを使うと、どのようなイメージに変わるのでしょうか。

こちらは窓からたくさんの自然光が注ぐ、ゆったりとしたLDKにリノベーションした実例。天然石の壁には自然の力がみなぎっているようです。そんな存在感のある壁を前にして、ウォールナットの無垢フローリングは堂々たるたたずまい。

むしろ天然石の石目模様と、ウォールナットの黒と紫の濃淡が、お互いの存在感を引き立てる。派手さはないけれど、安定感や落ち着いた空気感をつくるのがウォールナットです。アカデミックなイメージもあるため、書斎などにもおすすめです。

〈ウォールナット無垢フローリングの特徴〉
・濃い色の木肌、墨汁のような木目
・アカデミックな雰囲気
・経年であっさりとした色に変化

〈無垢フローリング3〉ホテルライクな高級感 サペリ

空間に華やかさをもたらしくてるのが、サペリの無垢フローリングです。

赤褐色に整然とした木目がうつくしく、上品な光沢を放ちます。磨けば磨くほど光沢がでてくるため、ボルボのハンドルやシフトノブにも使われています。そんな高級素材を床に張るなんて…贅沢ですね。

無垢フローリングだから、経年すると色が濃くなるの? それとも薄くなるの? と聞かれることがありますが、サペリは色が濃くなる組。深い赤褐色に変わりながら、より趣が生まれてくるのが魅力です。

こちらのお住まいは、ホテルライクなリノベーションをご希望。そこで、リビングにはサペリの無垢フローリングを使用しました。ダイニングには光沢のあるタイルと、床を張り分けていることもポイント。サペリの無垢のフローリングとタイル、どちらも艶やかで上質感があり、美しいコントラストを見せています。

高級感のあるサペリは、ホテルライクインテリアにぴったりです。

〈サペリ無垢フローリングの特徴〉
・華やかな赤褐色とうつくしい光沢
・高級感がある
・経年で深い色

〈無垢フローリング4〉孤高のクールモダン オーク

明るいイエローがかった木肌に、虎斑(トラフ)とよばれるグレーの木目。

明るい色合いなのに重厚な印象を与えるのが、オーク(ナラ)の無垢フローリング。うねるような木目が個性的で、それがオーク無垢フローリングの大きな魅力。しかし、押し付けがましくないのがオークのすごさ。木目の濃淡が控えめで、全体のトーンが統一されているため、床に張ると上品な仕上がりです。ナラの無垢フローリングは、クールモダンなインテリアを目指す方におすすめです。
こちらのリノベーション実入れは、リビング・ダイニング・キッチンのそれぞれに、火山石・ナラ・タイルが重なるように張りました。ナラは極細幅のタイプを使い、シャープな印象に。

タイルや石をを使ったクールな空間にこそ、ナラの繊細な木目、明るい色合いが冴えわたるようです。

〈オーク無垢フローリングの特徴〉
・イエローがかった木肌に虎斑
・木の繊維による凹凸が心地よい
・経年で褐色に

まとめ

モダンなインテリアにぴったりの無垢フローリングをご紹介しました。

無垢フローリングの色や木目、そして経年変化まで想定しながら、お気に入りの無垢フローリングを探してみてください。

ウォールナット…控えめで落ち着いていて、シックなインテリアにぴったり。書斎にもオススメ。
ブラックチェリー…経年で明るい色合いから赤褐色に。クラシカルな雰囲気を演出できる。
サペリ…光沢のある赤褐色で華やかな雰囲気をつくる。ホテルライクな空間と相性がよい。
オーク…明るい色合いで引き締まった感じがある。石やタイルと組み合わせてクールモダンに

このように、無垢フローリングにはだいたいの特徴とイメージがあります。これを踏まえて「どう使うか」「どの素材と組み合わせるか」が重要です。リノベーション会社のデザイナーと相談しながら、モダンさを演出できる無垢フローリングを選んでみましょう。

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