ご自宅を〈リゾートインテリア〉にリノベーションする方が増えています。
一口にリゾートインテリアと言っても、開放的なハワイアンリゾート、エキゾチックなアジアンリゾート、かわいらしい南仏リゾート…。テイストはさまざまです。しかしいずれも『開放的』で、『ゆったりとした空気』や『心地よい風』を感じさせてくれる点は共通しています。
お好きなリゾート地やリゾートホテルのような住まいなら、毎日の帰宅がたのしみになりそうですね。これからご紹介するリノベーションの事例から、理想のリゾートテイストを見つけてください。インテリアのヒントが見つかるかもしれません。
リゾートインテリアのリノベーション事例1〈アジアンリゾート〉
港区の築11年のマンションを、アンジアンリゾートインテリアにリノベーションしました。
「バリのリゾートホテルのような雰囲気にしたい」という住まい手のリクエスト。そこで床やTVボード、建具にはチーク材を使用しました。チーク材はインドネシア、タイ、ミャンマーといった東南アジアで採れ、昔から古い寺院などにも使われてきた高級建材です。褐色の色合いがいかにも東南アジアらしさを感じさせてくれますね。
ここで注目したいのは建具です。ルーバー付きの木の引き戸で隣の部屋をほのかに見せて、エキゾチックなイメージに仕上げました。風と光が絶え間なく巡り、ヴァカンスに訪れたような、ゆったりとした心地よさに包まれます。
〈アジアンリゾートインテリアのポイント〉
・チーク材でアジアンチックなイメージを
・ルーバー付きの木の建具で光と風を巡らせる
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リゾートインテリアのリノベーション事例2〈ビーチリゾート〉
「夏休みに、子どもたちが思いっきり海で遊べるように」と、逗子の海の近くに築19年のマンションを購入。海を感じるビーチリゾートインテリアにリノベーションしました。
コンセプトは”懐かしい海の家“。そこで使わない部屋を取り込んでLDKを拡大し、大人数でくつろげるように。床には無垢のヨーロピアンオーク、壁には珪藻土。窓からたっぷりと注ぐ自然光が、床や壁にやさしい陰影をつくります。
リビングは、床座で過ごせるように小上がりを設置。海の家の畳のように、ゴロリと横になって過ごすのも気持ちがよさそうです。夜になると、ラウンジスペースでは大人がお酒を楽しみます。大人も子どももリラックスできる、モダンなビーチリゾートインテリアの誕生です。
〈ビーチリゾートインテリアのポイント〉
・壁を撤去して広々とした空間に
・ヨーロピアンオークや珪藻土など自然素材を使う
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リゾートインテリアのリノベーション事例3〈南仏リゾート〉
海の近くの築38年のマンション。家族や親しい仲間と週末を過ごすためのセカンドハウスです。
リゾートインテリアを目指すなら、やはり”開放感”がマスト。こちらはリノベーションで壁を撤去してLDKを拡大し、天井高をアップ。窓からは風と自然光が流れ込み、ぐっと開放的な雰囲気が訪れます。
目指したのはアンティーク感のある南仏リゾートインテリア。床にはスギの無垢フローリング、天井には化粧梁を。深い色合いで経年を感じさせ、南仏の古い家を訪れたようなイメージに仕上げました。注目したいのが、南仏の石造りの古民家を彷彿させる厚い壁。開口部はR(曲線)を描かせ、南仏の海を感じるパステルブルーの珪藻土を塗っています。
さらに暖炉やハンモックなど非日常的なアイテムでリゾート感をアップ。日常を忘れて贅沢なひとときを過ごせそうです。
〈南仏リゾートインテリアのポイント〉
・アンティーク調の素材を使って南仏の古民家風に
・厚い壁で石造りのあたたかみを
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リゾートインテリアのリノベーション事例4〈西海岸リゾート〉
こちらは築13年の一戸建て。西海岸リゾートをイメージしてリノベーションしました。ヨーロピアンオークの床や、羽目板の壁、モルタル塗りの腰壁、黒皮鉄のカウンターなどで西海岸の雰囲気に。リビングのオープン棚には古材を使用。年輪やノコ目跡、剥げかけのペイントが、ラフな印象を与えています。棚にはグリーンや海を感じさせる小物を並べ、また壁にサーフボードを立て掛けてる。ちょっとした小物使いが大きな効果を生みます。
リゾートインテリアで意外と難しいのが、家具や小物のセレクト。「買い集めていくうちにテイストがバラバラになってしまった」というのはよくある話です。
大切なのは、コンセプトを1つにしぼること。
たとえば西海岸リゾートを目指すなら、床・壁・天井の素材から、テーブルやソファ、棚に並べる小物まで。一つひとつの素材やアイテムがブレないように注意しましょう。
窓辺に置いたゆったりとしたソファに座ってコーヒーを飲んでいると、西海岸のリラックスした空気に包まれます。
〈西海岸リゾートインテリアのポイント〉
・羽目板やモルタル、古材でラフなイメージに
・海を感じるアイテムを取り入れる
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リゾートインテリアの照明はどうするの?
リゾートインテリアで気になるのが照明ですね。高級リゾートホテルのような雰囲気を目指すなら、ぜひ取り入れたいのが間接照明。
たとえばこちらは、アジアのリゾートホテルをイメージしたベッドルーム。梁やダクトで凹凸が目立つ天井には、チークの突き板を張って目隠ししました。折り上げ部分の間接照明によって木目の美しさが際立っています。壁も上下にチークを張り、ベッドヘッドのように。ニッチには間接照明を入れました。
間接照明を効果的に使うことで、ベッドまわりが浮かび上がるようなイメージに。ラグジュアリーな寝室に生まれ変わりました。
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まとめ
リゾートインテリアの実例と家具や照明選びのポイントをご紹介しました。
エキゾチックなアジアンリゾート、リラックスできる西海岸リゾート、華やかなハワイアンリゾート、小洒落た南仏リゾート。お好きなテイストに合わせて家具や小物を選んで行くことが大切です。
もしイメージを徹底させたいなら、リノベーションがおすすめです。空間構成はもちろんのこと、床・壁・天井の素材、キッチン、建具などを、理想のリゾートインテリアに合わせて選んでいく。完璧な世界感が生まれます。
クラフトでは、リゾートインテリアの家具や照明のコーディネートも承ってます!リゾートインテリアにリノベーションした空間に馴染むアイテムをご提案します。