インテリアを手っ取り早く変えてくれるのが壁紙の張り替え。インターネットで検索してみると、とにかくたくさんの業者さんが出てきますよね。HPを見ていると、輸入壁紙が豊富なところ、価格が手頃なところなど、それぞれの特徴がなんとなくわかります。
しかし、見れば見るほど、どこにお願いしたらいいかわからない。そこで、まずは壁紙の張り替えを業者さんに依頼するときの注意点と、壁紙の選び方をご紹介します!
上手な壁紙屋さんにお願いしよう!よい壁紙業者さんの条件は?
これらは、プロではなくてもじっと見ていただければわかるはず。施工の美しさは、壁紙を張る職人さんの”センス”にかかっている、と言えるかもしれませんが、その腕前は、残念ながらやってもらわないことにはわからない…。もし、壁紙業者さんではなく、リフォーム業者さんに壁紙の張り替えをお願いするのであれば、そこの現場監督なりが
「ちょっとちょっと、もっとキレイに張ってよ」とか、「ああー、ここ波打ってる。やり直して」とか言えます。
しかし、個人で業者さんに頼むときは、ご自身が目を光らせてチェックするしかないのです。もちろん、明らかにミスってるような場所は、指摘すれば素直にやり直してくれるでしょう。そんなこと言われなくてもキレイに張るぞ! というプライドを持っている業者さんこそ、一流と言えるわけですが。「あの、やる気のある業者さんですか?」と聞くわけには…いきませんよね。
業者さんが決まったら、次は壁紙を選び。部屋全体に張るか、アクセントとして使うかによっても、イメージが変わってきます。クラフトのリフォーム実例をもとにご紹介します。
控えめな華やかさのある壁紙を選ぶ
海外の華やかな壁紙は、壁の一面に張るだけで空間が劇的に変わります。「リフォームした感」が十分です。
こちらは繊細な模様ですから、職人さんが模様のズレ、全体の継ぎ目がないように、ミリ単位で調整しながら丁寧に張ってくれました。隣ではクラフトの現場監督が厳しい目を光らせていて、ちょっとやりずらそうですが…。文句なしの完成度です。
「fromental」という、イギリスの壁紙メーカーの柳模様の壁紙を使用。日本のひっそりとした柳とはずいぶん印象が違って、可憐で華やかです。海外の方にはこのように見えているのでしょうか?
アンティークの家具とも相性が抜群です。
大人ガーリーのクロスを選ぶ
こちらのお住まいには、マナトレーディングで取り扱う、イギリスの「Osborne & Little」の花柄壁紙を使ってみました。
シックな色使いで可愛らしくなりすぎない感じが、まさに大人ガーリーです。大人ガーリーの基準は非常にあいまいですが、これは正真正銘の大人ガーリーです。これなら、アラサーの奥さまが使っても許されるのではないでしょうか。いや、アラフォー、アラフィフの奥さま方にこそ使っていただきたい壁紙です。ガーリーな心を忘れないでください。
LDKのパブリックスペースはシンプルな壁紙を使用し、プライベートの寝室はこういったお好きなデザインを取り入れるなどしてオンとオフを切り替えるのもおすすめです。
自分で張ってコストダウンしてみる
壁紙だけを買ってご自身で張り替えるDIYなら、かなりコストを抑えることができます。
WALPAの壁紙屋さんなら1m単位から購入可能なので、「自分で張ってやる!!」という方にはおすすめです。せっかくなので、大胆な模様の壁紙をアクセントに使ってみてはいかがでしょう。
初心者さん向けのセットもありますから、道具もなにも持ってない方は、こちらでまとめて購入してみてはいかがでしょう。既存の壁紙の上から張って、はがせます。賃貸でも使用できるし、気分によって気軽に変えられるのもうれしいですね。女性でも手軽に90分で張ることができるそうです。人の集中力の限界は90分と言われているので、それを超えないようにしたいですね。
あまったクロスで本を装丁してみたり、箱をデコってみたり…。壁紙のDIYは女子的なおまけの楽しみがあってよいですね。
まとめ
いかがでしょうか。壁紙によって、空間のイメージはガラリと変わります。だからこそ、妥協したくはありません。壁紙を張り替えるときは、まずこちらを明確にしておきましょう。
・壁紙を張る範囲
・予算
・空間のイメージ
・自分で張るか、プロに依頼するか
壁紙業者さんや、リフォーム業者に依頼するときは、以下のことを確認しながら見積もりをお願いします。
・壁紙の価格
・エアコンを外す必要があるか。外すときの費用
・家具の移動が必要か
・工期
・施工後の掃除や後片付けをしっかりとやってくれるか
以上のことに気をつけながら壁紙選び、業者選びを行えば、理想どおりのインテリアをつくることができるはずです。