至極の男前インテリア 実例集 | リノベーションスープ

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至極の男前インテリア 実例集

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今、注目されている”男前インテリア”をご存知ですか? 無骨でクールなのに、ほっとするような趣…。たしかに男前! 鉄や古材、ヴィンテージ素材などを使ってメンズライクに仕上げた空間は、意外にも女性の間で人気急上昇しています。

男前インテリアを代表するブランドといえば、journal standard FurnitureTRUCK FURNITUREPACIFIC FURNITURE SERVICEなど。これらはインダストリアル系の家具や雑貨を中心に取り扱っています。

古い工場で使われていたようなライトや取っ手、金物まで、リノベーションやDIY無骨でラフな雰囲気を演出できるアイテムが豊富。ご夫婦で男前インテリアにハマって、「休日はこれらのショップをまわって楽しんでいる」という人も。見ているだけで楽しいんです。

男女ともに虜にしている男前インテリア。今回は、男前インテリアのなかでもとくに男らしい4つをリノベーション実例から厳選し、ご紹介します。

清潔で感じのいい男前インテリア

「家族で過ごすから、コテコテな男前はちょっと…」という方におすすめなのが、こちらのさわやかな男前インテリア。

壁に貼ったアンティーク煉瓦、浮き造り加工(木材の表面をこすり、木目を浮き上がらせる仕上げ)でマットな素材感を出したナラ材のフローリングで、ラフな男らしさを表現。お気に入りのアメリカンなソファや、インダストリアルなデザインのライトとマッチしています。

特筆すべきは、白い壁のバランスを考慮したり、キッチンカウンターをスリムに仕上げるなどして、重くなりすぎないように工夫していること。真っ白な壁や天井が、洗い立てのシャツのような清潔感を漂わせています。無骨になりすぎることなく、家族でくつろぐのにぴったりな男前ですね。

クレバーな男前インテリア

最高にクールで知的な感じのする男前さんです。

塗りムラや刷毛の跡を残しながら塗装した壁。傷や変色のある黒皮鉄のキッチンや階段。ヴィンテージ仕上げの無垢フローリングや、古材を使った洗面台など、ハードな素材感がたっぷり漂っています。

しかし毅然としたシルエットには気品があり、インテリジェンスな雰囲気も感じられますね。
とくにキッチンや階段に使った黒皮鉄は、表面に加工時の傷や溶接跡があらわれており、ものすごい存在感。経年とともに錆びたり変色したりして、これからじっくり年輪を重ねてジャン・ギャバンのような深みのある部屋に育っていくと思われます。

お持ちのジャン・プルーヴェやシャルロット・ペリアンの家具が合わないわけがありません。

大人がくつろぐ男前インテリア

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ご夫婦2人暮らしなら、一緒にお酒を飲んだり、食事をしたりできる、ちょと大人な男前インテリアがおすすめです。キッチンでワインを飲みながら、ローストビーフのヒモを縛っている男前の姿が想像できます。男前でない方も、このキッチンに立てば5割増しに見えるので安心してください。

というわけで、キッチンが主役のお住まい。既製品の壁付けキッチンに、床材と同じオークの無垢材を張ってラフに仕上げました。天板はステンレスと、クールにキメます。さらに追い打ちをかけるように、背面の壁は黒く塗装。全部は塗りません。ドアやその回りを白く塗って、壁がくり抜かれたように見せ、奥行きのある男前に。

黒いスチールの柱も、間延びしがちな空間をぐっと引き締めるアクセントになっていますね。天井はコンクリート躯体あらわしの塗装です。凹凸の荒々しさが控えめ。このやりすぎない感じが、大人のご夫婦に好評なのだとか。

ひねりのある男前インテリア

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「他人と一緒は嫌だ」という方。ひと手間もふた手間も加えた男前インテリアはいかがでしょう。

ご注目いただきたいのは正面の左の壁。特殊塗装により錆びた鉄板のような風合いを演出しています。職人さんが黒く塗装した後、刷毛やスポンジ、スプレーを使って錆びや煤けの模様を芸術的に描いたそうです。

数年ほど吹きさらしにした鉄板のようなリアルさ。もはやこの壁があって初めて、この空間がコンプリートしたというような感じさえ受けます。

アンティーク煉瓦の壁やステンレスキッチンは、もはや男前インテリアの鉄板ですが、木目や節がはっきりと現れたボルドーパインの無垢フローリングもなかなか効いていますよね。

まとめ

イケメンにもクール、ダンディ、ゆるほわ、細マッチョといろいろあるように、男前インテリアにもいろいろな種類があります。ちょっとだけ男前を意識するのもよし、完全なる男前を追求するのもよし。

男前インテリアに決まり事はありませんから、なんとなく「メンズライクだな」と感じた家具や雑貨を少しずつ集めていくことからはじめましょう。ちなみにリノベーションでエイジング加工のフローリングやアンティーク煉瓦などに変えると、かなりキマります。

大切なのは、ゲストにいそいそと飲み物を出したり、部屋を案内してまわったりしないこと。ソファにどっしりと座って「冷蔵庫の好きなの勝手に飲んでよ」とだけ言いましょう。それからゲストがくつろいだ時を見計らい、おもむろに料理をつくり出す。もこみち風の豪快な手つきもお忘れのないように。
ホストがクールにもてなすことも、男前インテリアの極意です。

『男前インテリア+αのつくり方〈2017最新版〉』の記事もご覧ください

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