都内の一戸建てをリノベーションした事例です。
ご主人さまの趣味はサーフィン。そこでライフスタイルに海の気配をとりこんで、明るく開放的な住まいに一新。西海岸のからりとした風が届いてきそうな、心地のよい住まいに仕上げています。
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場所_ 東京都 戸建て
家族構成_ 夫婦+子ども1人+犬+猫
築年数_ 13年
リフォーム面積_60 ㎡(1Fのみ)
工期_ 3ヶ月
費用_ 1920万円
リビング・ダイニングをとびきり開放的に
まずは和室をとりこんで、LDKを大きくしました。さらに、柱を抜いてすっきりと。鉄骨梁で補強しているため、構造的には問題ありません。
これまで玄関側にあり、昼までも暗かったリビング。今回スペースを広げて窓をとりこむことで、ぐっと明るくなっています。
100年の歴史を持つ古材の棚
壁の棚は、北米から輸入した築100年以上の建物からとった古材を使用。荒い年輪やノコ目跡、剥がれかけたペイントからは無骨なやさしさが伝わります。
ソファに座って静かに本を開くひとときは、ささやかだけど贅沢で、かけがえのないものですね。
無骨な素材を使って、ラフでリラックスできる雰囲気に
TVカウンターはヨーロピアンオークと黒皮鉄で製作しました。かなりの重量ながらも、壁を補強し、浮いているようなイメージに。キッチンカウンターとおそろいの素材です。
ヨーロピアンオーク、古材、黒皮鉄、モルタルなど、くつろいだ感じの素材を使い、心からリラックスできるようになっています。
モルタルの腰壁がクールなキッチン
キッチン手前の腰壁はモルタル塗りに。表面はすべすべと滑らか。塗りムラ感じる仕上げによって、クールだけどあたたかい雰囲気です。
構造上動かせない柱は、ナラの化粧柱に替えてエイジング塗装。キッチンカウンターを支える柱としても活用。
羽目板は縦張りで夏の盛りの海の家のように。ラフに塗ったペンキの隙間に木の穴や節が見え、奥行きを感じさせます。玄関からリビングまでずらずらと連続させて。
リビング側には大きな窓を2つ設け、たくさんの自然光と外の景色をとりこめるようにしたこともポイント。外壁を大きく開口するために、ブレースを入れて耐力性を確保しています。
くたくたに履き込んだジーンズのように、暮らしになじむ西海岸スタイルの家が誕生しました。
こちらの事例のより詳しい情報をご覧になりたい方は、クラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴を詳しくお伝えしています!