10年前に購入した建売住宅にお住まいだったAさんご夫婦。
築年数はそれほど経っていませんが、ライフスタイルに合わない間取りと、個性のないありふれたデザインが好みではなかったといいます。
自宅で仕事をすることが多い作家の奥さまが、オンオフをはっきり分けられるプランニングを提案。
自然素材の質感にこだわり、洗練されたホテルライクな住まいに生まれ変わりました。
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場所_ 千葉県
家族構成_ 夫婦+猫1匹
築年数_ 10年
リフォーム面積_ 110㎡
工期_ 5ヶ月
費用_ 3800万円
上質な素材感がホテルライクなリビング
フローリングは赤褐色の木目が優美なブラックチェリー、壁や暖炉には石目が美しい御影石と、厳選した素材を採用しました。
リビングにゆらめく炎は、煙突のいらないバイオエタノール暖炉です。シンプルなインテリアと上質な素材感が、ホテルライクな空間を演出しています。
御影石が異なる表情を見せるLDK
階段の吹き抜けからリビングにかけての壁面に御影石を採用。
吹き抜けは艶のある本磨き仕上げで華やかに、リビングは落ち着いたマット仕上げと、異なる表情を見せます。
収納を充実させたことで、ホテルのようにすっきりと生活感のない空間を保ちやすく。
コンサバトリーで過ごす、何もしない贅沢
テラスに面したコンサバトリーは「何もしない」ための、贅沢な空間です。
お風呂上がりや仕事上がりなどに、ほっと一息付くことができます。
あえて低くした天井と間接照明のみの抑えた明かりが、籠もったような落ち着きを演出。
椅子に腰掛けた際、テラスの紅葉が目に入る高さに窓を設けました。
赤のアクセントクロスが印象的なアトリエ
お好きな色の壁紙をアクセントクロスに張った、奥さまのアトリエです。
デスクから、テラスの緑が目に入る高さに窓を設置しています。
収納はLDKや階段と同じブラックチェリーで造作しました。
上下に入れた半透明のタペガラスが、ラウンジからの光や気配をやさしく届けます。
隣家の視線が気にならない明るい寝室
隣家からの視線が気になり、窓が開けられなかったという寝室。
視線が入らない位置に窓を設け、明るい空間になりました。
壁に設置したブラックチェリーのパネルには、間接照明を入れています。
ぬくもりを感じる木材と白い壁が織りなすコントラストが、あたたかな雰囲気です。
ガラスモザイクがきらめくドレッサーのような洗面台
座ったままメイクができる、ドレッサーのような洗面カウンターです。
既存の窓は塞ぎ、縦長の窓を新設。大理石のモザイクタイルが、間接照明に照らされて華やかにきらめきます。
シンク下のカウンターで配管を隠しつつ、収納とゴミ箱の機能も。
右手に設けたスロップシンクと洗濯機は、引き戸を閉めて隠すことが可能です。
オブジェのように浮かぶ階段
玄関に入ると目に飛び込んでくるのは、オブジェのような階段。
踏み板の厚さや面のとり方といった細部まで徹底的にこだわりました。
手すりは最小限に抑え、まるで木の板が吹き抜けに浮かんでいるよう。
階段の右手は、奥さまが打ち合わせなどに使用するラウンジスペースです。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。