中古住宅を購入したTさん。築32年の住まいは建物や設備の老朽化が進み、収納の使いづらさや冬の寒さにお悩みでした。
建物の構造が2×4(ツーバイフォー)のため間取りの変更に制約がありましたが、それをデザインに活かしながらプランニング。
フレキシブルで開放的な間取りの、北欧モダンの住まいに生まれ変わりました。
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場所_ 神奈川県 横浜市
家族構成_ 夫婦+子ども2人
築年数_ 32年
リフォーム面積_ 117㎡
工期_ 3ヶ月
費用_ -万円
多目的スペースに続くリビング・ダイニング
奥の多目的スペースは、普段はリビングの延長として、来客時には客間にもなるフレキシブルな空間です。
テレビボードの幅を調整しており、必要に応じて置き畳を敷くこともできます。
テレビボードはご愛用のオーディオラックに合わせて設計。オーダーメイドで製作しました。
フローリングはラックに合わせてオーク材をセレクトしています。
壁を撤去した開放的なキッチン
独立していたキッチンの壁を撤去し、ダイニングとつなげました。
キッチンの窓に設けた可動ルーバーで、隣家からの視線を遮りつつ自然光と風を取り込みます。
北欧テイストの白い扉をセレクトしたキッチンは、収納量も充分に確保。
天板に採用したクォーツストーンは、天然石のような高級感と掃除のしやすさが魅力です。
独立した空間にもなる多目的スペース
リビング・ダイニングと多目的スペースの間にあるのは、構造上撤去できない壁。
その壁と同じブルーグレーに塗装した引き戸を閉めると、壁の一部のようにフラットな間仕切りとなり、独立した空間として使用することができます。
テレビボードのサイドの収納には、多目的スペースで使用するごみ箱やティッシュなどを、リビングから見えないように片付けられます。
天窓から光が降り注ぐ洗面室
洗面室の天窓から差し込む光が、白いタイルに反射してさらに明るさを増しています。
浴室側には濡れたタオルをかけることが多いため、タイルの貼り方は縦と横を揃えた「芋目地」を採用し、目地の掃除をしやすく。
白・グリーンのタイルとオーク材のブラウンの対比が爽やかな空間です。
収納量を確保した玄関ホール
玄関のカウンター収納は、床と同じオーク材をセレクト。
下部に設置した間接照明に照らされると、浮かび上がるように見え、空間の広がりを感じさせます。
反対側には既存の収納がありますが、扉を交換して室内の建具と統一感を持たせています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。