しばらくはセカンドハウス、ゆくゆくは本邸に。そんなつもりで、都心に眺めの良いマンションを購入したご夫婦。お子さまが独立した今、夫婦2人で静かに、快適に過ごしたい。そんな思いから始まったリノベーション物語です。
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場所_ 東京都 世田谷区 マンション
家族構成_ 夫婦
築年数_ 9年
リフォーム面積_ ㎡
工期_ 4ヶ月
費用_ 2898万円
クローゼットを軸に、おおらかに回遊する
邸内の中心に大きなクローゼットを設け、それを軸として大きく回遊できることもポイントです。
リビングダイニング〜キッチン〜サニタリー〜寝室と、邸内をぐるぐるしながら移動できる間取り。それによりデッドスペースをなくし、行き止まりのない伸びやかな空間をつくっています。
表情ゆたかな薩摩中霧島壁
天井には塗りムラが残る薩摩中霧島壁を塗りました。できるだけコテ跡を残さないように、フラットに。光が当たると塗りムラが、かすかに美しくあらわれます。
リビングの壁には、やわらかさと、ゆたかな表情が特徴の大谷石を使用しました。どちらかと言えば”洋”を感じさせるウォールナットとの相性も抜群です。
ダイニングの上にはイタリア製のペンダントライトを設置。透明感のあるベネチアングラスで上質な雰囲気に仕上げています。視界を遮らず、ガラスに映る窓の景色も美しく見えるように。
寝室の一部を廊下として、空間を有効活用
寝室を通り抜けて移動する動線。普段は開放し、就寝時のみ引き戸で仕切り、落ち着いて眠れるように。部屋を廊下の一部とすることで、空間を有効に使っています。
サプライズのある玄関
ゲストを迎える玄関は、ちょっとひと工夫。
正面の大谷石はリビングへ、左の突き板パネルはキッチンへと続いています。その先を想像させる、美しいアプローチ。サプライズの予感が高まります。
都会的な景色と、あたたかい素材感が入り交じる
窓の外には都会の景色が広がる一方、室内には懐かしい素材のぬくもりが。大人のご夫婦が静かに暮らす、味わいのある住まいとなっています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方は、クラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。