窓の向こうの桜並木を気に入り、中古マンションを購入したKさんご夫婦。
ご希望のリノベーションを実現できるよう、物件探しの段階からクラフトにご依頼いただきました。
インダストリアルな要素を随所に取り入れたLDKは、天井高を上げて開放的な雰囲気に。
キッチンから室内を見渡すことができる間取りに生まれ変わり、子育てしやすく来客を迎えやすい住まいになりました。
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場所_ 東京都
家族構成_ 夫婦+子ども1人
築年数_ 16年
リフォーム面積_ 76.5㎡
工期_ 2.5ヶ月
費用_ 1200万円
無骨な構造躯体をあらわにしたリビング
リビングは既存の天井を取り払い、構造躯体をむき出しにすることで高さを確保しました。
コンクリートの無骨な表情をあえてそのまま残すことで、インダストリアルな雰囲気に。
天井に合わせてモルタルで作成したTVカウンターは、下に間接照明を入れることで重さを感じさせません。
コンクリートのグレーと、フローリングのナラ材のブラウンをベースに構成された空間を、ダークネイビーの壁が引き締めています。
収納にもなる、陽当りの良い出窓ベンチ
陽当りが良い南東の出窓には、カバザクラの無垢材でベンチを造作しました。
フローリング材は床暖房に対応したオークの複合フローリング。
経年変化しても床との雰囲気に大きな差が生まれない素材を選んでいます。
ベンチはお子さまのおもちゃを片付けられる収納も兼ねています。
開閉時に指を挟まないようダンパー金具を採用しているので安心です。
リビング・ダイニングを見渡すオープンキッチン
フルオープンのキッチンは、リビング・ダイニングを見渡すことができる位置に移動。
お子さまがどこにいるかを見守りやすく、来客の際にも対応がしやすくなりました。
ダイニングのそばには、出窓ベンチと同素材のディスプレイスペースを設置。
スピーカーを置いたり、季節の花を飾ることができます。
モルタル仕上げがインダストリアルなキッチン
キッチンの腰壁も、天井と素材感を合わせてモルタル仕上げに。
玄関ホールの間の壁と扉にガラスを使用し、LDKの光を廊下に届けます。
背面の収納スペースは、Kさん購入のステンレスカウンターがぴったり収まるように設計。
キッチン奥は食材の買い置きに便利なパントリー兼クロークにつながります。
玄関とキッチンをつなぐクローク
外出用のコートやたくさんの靴の収納に便利な、パントリー兼クローク。
玄関から、バルコニーとキッチンにつながっています。
扉を開ければ風が通り抜け、独立した空間としても、ひとつづきの空間としても利用可能です。
棚板は構造用のツーバイフォー材にエイジング加工を施し、インダストリアルインテリアの無骨な雰囲気を演出しています。
モルタルの三和土が印象的な玄関ホール
玄関の三和土はモルタル仕上げで、インダストリアルな室内と雰囲気を統一。
暗かったホールですが、廊下に設けた収納の上部のFIXガラスから、LDKの光が届くようになりました。
キッチンにつながるクロークには扉を設けず、壁をダークネイビーにすることで視覚的に空間を切り分けています。
この事例のもっと詳しい情報をご覧になりたい方はクラフトのHPをご覧ください。プランのこだわり、特徴などをご紹介しています。