瞬時に目を惹く美しい家。暮らしていて惚れ惚れするような家。誰かのためにつくられたのではなく、自分や家族だけのためにつくられた家。こうした家は、見る人の心に語りかけるようなストーリー性を持っています。
「誰も暮らしていないような家に住んでみたい」
そんな方に人気なのが、デザイナーズリノベーション。今回はリノベーションでアーティスティックに生まれ変わった事例をご紹介します。
陰影のある白い家
コンセプトは、無機質な白い家。
光の陰影や面の重なりが、白い空間にさまざまな表情をつくりだしています。柔らかい白、シックな白、クールな白。さまざまな光と影が交差し、住まい全体がイノセントなイメージに。
リビングには大きな白い箱が。手前にせり出した〈箱〉の中には、TV置き場と暖炉スペースをレイアウトしました。潔いほどシンプルで、飽きれるほどディテールを追求した住まい。
余計な装飾のいらないミニマルな空間は、家族の暮らしをそっと包み込みます。
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絵画が冴える黒い家
深い海に沈む青い家
深い海に沈んでいるような、クリアなブルーに沈むような心地。個室はお好きなデザイナーの作品を意識してデザインしました。
目の覚めるような青を求めて行き着いたのは、あざやかな海外の塗料でした。スポットライトによって塗りムラが浮かび、この部屋全体がような雰囲気です。モルタルの床はクリアー塗装で光沢を出し、カウンターは黒皮鉄を浮いたように設けて軽やかに。
黒いロールスクリーンを下ろすと、外の世界から完全に遮断されたような静けさ。現代アートのような特別なプライベート空間が誕生しました。
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光の茶室を飾る家
玄関に入るとまず心をとらえるのが、和室。
周辺には玉砂利を敷き詰め、沓脱ぎ石を置いて、庭の茶室のような趣に。にじり口のようにぐっと下がった開口部。長手方向に設けたルーバーからは趣きある光がこぼれ、障子を閉めるとぼんやりとした行灯のような光が広がります。
こちらは週末をゆっくりと過ごすための、セカンドハウスです。畳の上でお酒を飲んだり、食事をしたりとリラックスしたひとときを過ごせそうです。
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無数のマテリアルが交わる家
ホテルのようにリラックスでき、美術館のようにアーティスティックな住まい。
広々としたLDK。TVボードの扉には、漆を塗った和紙を採用しました。漆の流れる様子には、水墨画のようなストーリーが秘められています。
フレームには経年した黒皮鉄、壁面はメタリックな特殊塗装、サイドには土を感じさせる煉瓦タイルを使用。さまざまなマテリアルを重ねて、ひとつの面をオブジェに見立てました。
ホテルのロビーのような、完璧で贅沢な時間をもたらしてくれます。
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まとめ
アーティスティックにリノベーションした5つの事例をご紹介しました。
陰影のある白い家。
絵画が冴える黒い家。
深い海に沈む青い家。
光の茶室を飾る家。
マテリアルが交わる家。
どの住まいも、何かのマネをしたわけではありません。デザイナーが住み手の想いや好みを聞き、オリジナルで構想した空間です。住まいに必要な心地よさと、訪れた人の記憶に残る美しさ。どちらもリノベーションの大切な要素です。
どこにもない、アーティスティックなリノベーションをご希望なら、素材やディテールにこだわってプランニングして行きましょう。リノベーション会社のデザイナーなら、サプライズのある特別な住まいを提案してくれるはずです。
デザイナーズリノベーション
クラフトのデザイナーは一つのイメージに偏らず、さまざまな可能性を模索して期待以上のプランをつくり上げます。想像以上の住まいを求めるなら、ぜひご相談ください。