ハロウィンの楽しさ3倍！本格おもてなしリビング | リノベーションスープ

もうすぐハロウィンがやってきます。子供が仮装してお菓子をもらうイベントだったような気がしますが、最近では大人のコスプレパーティーとして盛り上がっているようです。

「コスプレが恥ずかしい…」という方は、自宅でパーティーを開催し、親しい仲間だけでお好きなファッションをたのしんでみてはいかがでしょう。 そのためにマストなのは、盛大なハロウィンパーティーを開催できる空間。最高級のおもてなしを与えることができるリビングです。

三ツ星レストランのオーナーも唸る、最高のおもてなしを提供できるリビング。リフォーム実例からご紹介します。

リフォームで使わない洋室を取り込んで、大きなLDKを設けました。リビングのドアを開くと、ビビットなグリーンの壁が目に飛び込んできます。まさにハロウィン気分を盛り上げてくれそうなミッドセンチュリーテイストのインテリアです。

キッチンの収納扉はグリーンで塗装。冷蔵庫やレンジ、食器棚など全て引き戸で覆ってフラットに仕上げているため、生活感はゼロ。それどころか、R（曲線）を描かせた天井や梁、キッチンカウンターや造り付けの棚などが非現実的で、これらがパーティーとびきり盛り上げてくれそうです。こんな空間なら、多少エッジの効いた仮装をしても問題なく溶け込めそうです。ぜひ思い切った仮装にトライしてみてください。

ちなみにキッチンにはオリジナルで造作した可動式のカウンターを取り付けました。下部はゴミ箱となっており、パーティーではカウンターとしても使えます。

大人だけでハロウィンパーティーをたのしむなら、シックなリビングにリフォームするのがおすすめです。リフォームではほとんどリビングの間取りを変えていませんが、リビングにつながるバルコニーにウッドデッキを張りました。バルコニーをセカンドリビングとして使うことができます。

ウッドデッキは、リビングの天井や家具と色味を合わせてリフォーム。リビングとバルコニーに一体感が生まれています。また、バルコニーに植えたグリーンを、スポットライトでリズミカルに照らし、ムーディーな雰囲気を演出。ちょっと飲み過ぎたら、バルコニーで風に当たって酔い冷ましをしましょう。優しい男子（もしくは美女）が付き添ってくれ、２人の中は急接近するというトレンディドラマ的な展開も期待できそうです。

ここからは地元の花火もよく見えるため、花火の時期にもたくさんのゲストが訪れます。街路樹に桜の木があれば、リビングからお花見ができるようにリフォームするのもいいですね。さまざまな”たのしみ”をイメージしながらプランニングすることが大切です。

大人たちはダイニングでお酒を楽しみ、子供たちはリビングでトランプをしたり、お菓子を食べたり。

夫の会社の上司といった目上のゲストにゆっくりと食事をしてもらいたい場合は、このようにキッチンとダイニングテーブルが一体になるようにリフォームしておくと便利です。

ゲストのアペリティフの進み具合に目を光らせ、よい頃合いを見はからって前菜を出しましょう。「和子さんは（ちびまる子のコスプレなのに）できる嫁だな」と、長島監督に仮装したご主人の上司からもお褒めの言葉をいただけるはず。シャア・アズナブル少佐に扮したご主人さまも鼻高々です。

キッチンからはリビングの様子が一目瞭然。素でクレヨンしんちゃんな我が息子が、上司の娘に余計なことを暴露しないかを監視できます。

毎年、熱狂的に盛り上がるハロウィン。「参加したいけど街の仮装行列は、ちょっと恥ずかしい…」という方も、ご自宅で開くハロウィンパーティーならハードルが低いはず。ミニーのカチューシャをするなどという中途半端はやめて、ここはガチで勝負しましょう。

ハロウィンパーティーを盛り上げるための空間と言いましたが、どのようなパーティーを望んでいるかでリビングのリフォーム内容が変わってきます。「子どもと一緒にたのしみたい」「大人だけでお酒を静かに飲みたい」「大切な人をもてなしたい」など、目的によって空間も変わってくるでしょう。加えて、どのような雰囲気で盛り上げたいか、どのような仮装をしたいかも大切ですね。

ハロウィンだけでなく、クリスマスパーティー、ニューイヤーパーティー、バースデーパーティーなどで年中活用できるはずです。 広々とした空間で、ぜひ素敵なハロウィンをたのしんでください。

ただし、リフォームとは、あくまでも”住む人の心地よさ”をつくることが目的です。パーティーはもちろんですが、住む人が日常生活でもっとも心地よさを感じるためのリビング、ということを付け加えさせていただきます。