外遊びをしてきた子どもの手がドロドロ…
ゲストに手を洗ってもらいたいけれど、ちょっと言い出しにくい…
帰宅した家族がLDKに直行してしまうのがイヤ…
感染症対策の基本としても欠かせない、手洗い・うがい。
一般的な洗面室といえば、脱衣所や洗濯機置場を兼ねた空間ですが「廊下や玄関に洗面台があったら便利なのに」と思ったことはありませんか?
ライフスタイルに合わせた、個性的な洗面台の間取り事例をご紹介します。
洗面の間取り事例1:リビング・ダイニング
こちらは、リビング・ダイニングのテレビ台裏に設けた洗面コーナーです。高い天井高を活かし壁の上部に空間を設けることで、開放感のある伸びやかな印象に。忙しい朝も2人並んで身支度しやすいよう、ダブルボウルを採用しました。
洗面が子ども部屋の入り口に向かい合ったレイアウトのため、帰宅したらまず手を洗う、という習慣を身に付けやすそうです。手前は脱衣所につながっているため、洗面台を中心に回遊動線を描くことができます。
洗面の間取り事例2:廊下
玄関を入り、まっすぐに伸びる廊下に洗面台を配置した事例です。LDKの手前であり、トイレや脱衣所からもアクセスしやすい位置となっています。
ゲストに「LDKに入る前に手を洗ってきて」とは少し言いにくいですが、このレイアウトなら、自然な流れで手洗いに誘導しやすいですね。廊下を通るたびに目に入る場所のため色を白で統一し、蓋付きのダストシュートを設けるなど、すっきりした印象を保ちやすい工夫をしています。
洗面の間取り事例3:玄関ホール
こちらは、玄関ホールに設けた洗面台です。家の前で店舗を経営されているため、休憩時の動線を重視しました。家に入ってすぐにシューズクロゼットで上着を脱ぐ→洗面台で手を洗う→向かいのダイニングで食事をする、という一連の動線をコンパクトにまとめています。
外から持ち込む汚れに玄関で対処できるため、外遊びが好きなお子さまがいる子育て世帯にもおすすめのレイアウトです。
洗面の間取り事例4:通り土間
寝室とLDKとの間をつなぐ通り土間に、造作のワークスペースと洗面カウンターを設けた事例です。高窓があり明るく、プレーンなタイル壁と突板パネルの組み合わせが、シックでナチュラルな印象。
通り土間とは、廊下の形状をした土間のこと。カウンターと通路を兼ねることで空間を無駄なく利用しつつ、壁にタイルを貼り、視覚的にゾーニングしています。
洗面の間取り事例5:寝室への動線
こちらは、住まいの奥にある寝室への動線上に洗面室や浴室を配置したレイアウト事例です。
水回りと寝室を並べることで、プライベートな空間を集約するかたちになっています。
ダブルボウルの洗面カウンターは大人2人が並んでも充分なゆとりのサイズを確保し、タイミングが重なってもストレスなく身支度することが可能です。
まとめ
洗面台の個性的な間取り事例をご紹介しました。玄関や廊下、LDKなどに洗面台を配置することで、手洗い・うがいがしやすくなります。
・家族に手洗い習慣を身に付けてもらいたい
・ゲストに自然な流れで手を洗ってもらいたい
・手が汚れたまま家に上がりたくない
そんなご希望があれば、既存の概念にとらわれない自由な発想で、洗面レイアウトを考えてみませんか?リノベーションなら、ライフスタイルにフィットした間取りを実現できるはずです。
玄関や廊下など、個性的なレイアウトの洗面カウンターを多数ご紹介しています。ライフスタイルに合わせた間取りにリノベーションして、ニューノーマル時代を清潔で安全に過ごしやすく。