今年も「2021年に最も見られた人気リノベーション事例BEST5」を発表します。
キーワードは「モダン&シック」。グレイッシュカラーでまとめたり、木の素材を効果的に取り入れたり。カラーを抑えて素材にこだわった空間が目立ちました。「ゲストとにぎやかに過ごすよりも、家族と過ごす時間を想定してリノベーションする」という方が増えてきたのかもしれません。
*リノベーション会社のクラフトが配信するメールマガジンをもとに集計しました。
〈1位〉ルーフバルコニーの開放感
多くの方の目を惹いたのがこちら。ルーフバルコニーに面した2面の窓を活かした、明るく開放的なLDKが印象的な住まいです。
クラフトの物件仲介で、世田谷区のマンションを購入したKさん。角部屋・最上階で、ルーフバルコニーからの景色にひと目惚れ。すぐに購入を決めたそうです。リノベーションでは最上階ならではの勾配天井をそのまま活かし、開放的な空間に。キッチンも窓側に大きく移動して、いつでも外の景色を眺められるようにしました。
目覚めたらやわらかな陽光を浴びて、夜はカーテンを開けてしっとりとお月見。ただソファに座っているだけで、贅沢なひとときを過ごせそうですね。
マンションリノベーション / 世田谷区 / 築22年 / 100㎡ / 夫婦+犬1匹
(2021/11/8日配信)
詳細はこちらから リノベーション事例#18502
お客様インタビュー「ルーフバルコニーのある贅沢な空間」
〈2位〉都心のモダンな1LDK
2位にランクインしたのは、グレイッシュカラーがモダンなこちらのリノベーション事例です。
ご夫婦ふたり暮らしのため、2LDKだった間取りを1LDKにしてリビング・ダイニングをぐっと拡大。独立していたキッチンは、窓側に大きく移動してオープンの対面キッチンに。料理中も視界が抜けて、心地よい時間を過ごせるようになりました。床にはウォールナットのフローリング、暖炉のマントルピースには石目模様のタイルを使用しています。モダンな空間ながら、静かにゆらぐ暖炉の炎でくつろいだ印象に。
暗くなりがちなマンションの玄関は、LDKの入り口をガラスドアにすることで解決。リビングの自然光が玄関を明るく照らします。
タワーマンションリノベーション / 中央区 / 築20年 / 87㎡ / 夫婦+犬2匹
(2021/1/25日配信)
詳細はこちらから リノベーション事例#19176
〈3位〉クールであたたかい空間
ブラックとグレーのモノトーンカラーでモダンに。木であたたかな雰囲気に。タイルと木が絶妙なバランスを保っているこちらが、3位にランクインしました。
できるだけ間取りを変えず、住み心地とデザイン性をアップ。LDKの入り口のドアを斜めにレイアウトしたことで、ドアを開けた瞬間にバルコニーまで視線が抜けます。浮遊感のあるTVボードとトール収納もオリジナルで製作しました。寝室・書斎・子供部屋にデスクカウンターを設け、テレワークやお子さまの学習に対応していることもポイントです。
モダンなのに温もりがある。そんな住まいはトレンドというよりも、むしろベーシックなのかもしれません。
タワーマンションリノベーション / 渋谷区 / 築20年 / 134㎡ / 夫婦+子ども2人+犬1匹
(2021/10/12日配信)
詳細はこちらから リノベーション事例#20061
〈4位〉パークサイドの眺めのよいワンルーム
緑ゆたかな公園の近くで、愛犬と一緒にのんびりと暮らしたい。そんな方は多いのではないでしょうか? 4位はそんな理想を叶えたリノベーション事例です。
パークサイドにある築50年のマンション。52㎡の縦長のコンパクトな空間を「リノベーションしたら楽しそう」と購入したMさん。リビング側に広がるパークビューを活かすため、寝室や玄関を仕切らずワンルームのように仕上げました。玄関に入った瞬間、また目が覚めた瞬間に、風に揺れる木立が視界に入りリラックスして過ごせます。キッチンや洗面は、廊下上にレイアウト。導線と水回りを兼ねることで、スペースを有効活用しました。
コンパクトマンションも、間取りを工夫することで伸びやかな空間になることがわかる事例です。
マンションリノベーション / 目黒区 / 築50年 / 52㎡ / 本人+犬1匹
(2021/9/27日配信)
詳細はこちらから リノベーション事例#19235
お客様インタビュー「公園近くのマンションで、愛犬と」
〈5位〉リゾートのように過ごす家
「思うように旅ができないからこそ、自宅を居心地よくしたい」。そんな想いが伝わってくるリノベーション事例が5位にランクインしました。
吹き抜けのリビングが印象的なRCの戸建て。床はアッシュの無垢フローリング、吹き抜けの腰壁はサペリの無垢板を張り、木のダイナミックかつあたたかい質感が伝わるように。壁と天井は珪藻土で仕上げるなど、自然素材にこだわりました。
より軽やかなスケルトン階段を設け、空間の見通しを高めていることもポイントです。サッシをフルオープンにすると、外と中の境界線が曖昧に。春の暖かい風や、秋の澄んだ空気が暮らしを包み込んでくれます。まるで別荘で休暇をたのしんでいるような、静かな日常を送ることができるようになりました。
戸建てリノベーション / 東京都 / 築13年 / 267㎡
(2021/3/22日配信)
詳細はこちらからご覧いただけます リノベーション事例#18516
まとめ
リノベーションのトレンドは、ファッションに比べるとおだやかです。昨年のランキングと傾向は大きく変わらないものの、今年は木やタイルをより大胆に取り入れた事例が目立ちました。
「ゲスト目線で無難に仕上げる」よりも「自分がいいと思ったことを、とことんやりたい!」という方が増えてきた証拠です。やはりリノベーションの醍醐味は、自分の好みを100%叶えられることです。クラフトは来年も、オリジナリティのあるリノベーションで心地よい住まいをご提案していきます。
【過去のランキング】
2020年に最も見られた、リノベーション事例 BEST5!
2019年に最も見られた、リノベーション事例 BEST5!
2018年に最も見られた、リノベーション事例 BEST5!
2017年に最も見られた、リノベーション事例 BEST5!
マンションや一戸建て、二世帯住宅やビルなど、建物別にリフォームデザイン実例を掲載しています。大胆な間取り・デザイン変更で、新築以上の価値ある住まいに生まれ変わります。