マンションリノベーションの魅力と費用価格の考え方 | リノベーションスープ

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マンションリノベーションの魅力と費用価格の考え方

マンションリノベーションの魅力と費用価格の考え方
マンションリノベーション実例 CRAFT#454

かつては「マイホームを買うなら新築」という価値観が主流でしたが、近年はリノベーションを前提に中古マンションを買う人も増えています。

リノベーションにはどのような魅力があるのでしょうか?

そのほか、中古マンションのメリット・デメリットや、リノベーション会社によって見積もり価格に差が生じやすい理由について解説していきます。

マンションリノベーションのメリット

画一的ではない間取りが実現できる

新築マンションでもセレクトプランなどにより、間取りをカスタマイズできることも。既存の間取りをベースとして、居室とつなげてリビングを広くする・和室を洋室に変更するといったシンプルな変更が基本で、カスタムの内容によっては追加費用が必要になります。

リノベーションであれば、画一的な間取りにとらわれない、自由な空間づくりが可能です。内装材もひとつひとつ自由に選べるため、自然素材やアンティークの建具なども採用でき、住む人のライフスタイルや価値観に合わせたこだわりの住まいを実現することができます。
 

中古マンションは選択肢が多い

東京など人口が多いエリアには、新規にマンションを建築できる広い土地があまり残っていません。そのため新築マンションの売出しは、もともと工業地帯であった湾岸エリアや大規模再開発エリアに集中しています。

その点、中古マンションは、幅広いエリアで売出されていることが特徴です。東京都のマンションストック数は2018年時点で180万戸を超えており、たいへん豊富な選択肢のなかから、希望の条件に合った物件を選ぶことができます。

また、近年は資材価格や人件費の高騰から新築マンションの値上がりが続いているため、物件価格が高くなりすぎないように床面積を小さくする傾向があります。一見それほど狭く見えない間取りでも、収納が少なかったり小さかったりすることも。中古マンションなら、ゆとりある広さの物件も見つけやすいです。
 

周辺環境やコミュニティを確認できる

新たに開発され新築マンションの建築が続々と進むエリアでは、急激な人口増に周辺環境の整備が追いつかず、保育園の不足や最寄り駅の混雑などの問題が発生するケースも。将来的にどのように発展するのか、予測が難しい側面があるといえます。

中古マンションであれば、周辺環境や街の様子をはじめ、管理組合の運営状況やマンション内コミュニティの雰囲気も確認してから購入することが可能です。

マンションリノベーションのデメリット

構造によっては間取り変更に制約がある

マンションの構造によっては、室内に撤去できない壁があったり、水回りの大幅な移動が難しかったりするケースもあります。そんな制約を感じさせないプランニングを立てられるかどうかが、設計士の実力が問われる部分です。

リノベーションを前提に中古マンションを購入する場合は、物件探しから任せられるリノベーション会社がおすすめです。希望の間取りが実現可能かどうか、相談しながら物件を探すことができます。
 

すぐに入居できない

リノベーションするなら、中古物件の購入後すぐに入居することができません。工事の内容にもよりますが、プランニングと工期を合わせると4〜6ヶ月ほど掛かります。

現在住んでいるマンションをリノベーションする場合、住みながらの施工は難しいため、工事中は間仮住まいすることになります。そのためリノベーション費用のほかに、往復の引越し費用と仮住まいの家賃が必要です。

マンションリノベーションの費用相場

リノベーション費用の標準的な相場はどれくらいなのでしょうか。複数の会社に相見積もりをとってみたところ、それぞれ提示された費用の差に戸惑う人も多いかもしれません。一般的にマンションをリノベーションする場合、平米当たりの単価は15〜25万円ほどと言われています。

リノベーションプランは物件ごとのオーダーメイドとなるため、「相場はこれくらい」と示すのは難しいのです。会社によって使用する内装材や設備が異なるため、費用に大きな差が生じやすくなります。

特に水回り(浴室・キッチン)は、設備のグレードによって価格が大幅に変わってきやすい部分です。単純に費用だけを見るのではなく、施工内容をよく比較してその見積もりが適正かどうかを判断する必要があります。見積もりの内容に不明な点があれば、遠慮なく質問してみましょう。
 

リノベーション費用を抑えるポイント

費用をかける部分と抑える部分のめりはりを付けることで、コストのバランスを調整することができます。例えば、LDKの床にはこだわりの無垢材、個室には突板のフローリングを採用するといった方法です。また、室内をすべて一新するのではなく、既存の設備を再活用することもできます。

マンションリノベーション事例1

マンションリノベーションの魅力と費用価格の考え方
マンションリノベーション実例 CRAFT#18003

海外在住だったKさんが、帰国に合わせてマンションをリノベーションした事例です。

ホームパーティーがお好きとのことで、ロフトと吹き抜けが開放的な空間に、さらに使用しない1部屋を取り込むことでLDKを拡大しました。ゲストを迎えるのは、CUCINAの対面キッチン。奥にはLDKから見えないようにパントリーを配置しています。

デザインは、石目タイルや無垢材など上質な自然素材を採用したアジアンモダンテイストに。ご家族から譲り受けた家具が映えるシックな空間です。また、防音室を設けており、周囲を気にすることなくグランドピアノの演奏を楽しむことができます。

マンションリノベーション事例2

マンションリノベーションの魅力と費用価格の考え方
マンションリノベーション実例 CRAFT#16011

お住まいのマンションをリノベーションした事例です。広さは十分でしたが、個室よりも家族の共有スペースを充実させたいとお考えでした。

向きを変えて対面にしたキッチンからは、リビング・ダイニングで過ごすお子さまにも目が届きやすく。奥にはパントリーと冷蔵庫置き場を配置し、扉を閉めればすっきりと隠すことができます。

広すぎた寝室は必要十分な大きさにとどめ、そのぶん収納を確保しました。寝室とキッチンのどちらからも洗面室へ行き来できるように間取りを見直し、生活動線を短縮しています。

リビングのタイル壁や個室のフローリングなど、コンディションの良い既存の内装を活用することでコストを抑えています。

まとめ

マンションリノベーションの魅力は、画一的ではない住まいが実現できること。ライフスタイルに合わせた間取りや、こだわりの内装材によってふたつとない空間に生まれ変わらせることができます。

リノベーションの費用は工事内容や設備のグレードにより大きく異なります。見積もりの内容に不明な点があれば、納得できるまでリノベーション会社に質問してみましょう。

マンションリノベーションの事例を多数ご紹介しています。物件探しや資金計画も含めた、ワンストップのご依頼にも対応可能です。

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